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【スポーツ】

ベイ、打って決めた 2年連続ファイナル進出

4回1死一塁、2ランを放ちハイタッチするDeNA・ロペス=甲子園で

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◇セ・リーグCS<第1S> DeNA6−1阪神

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は17日、セ・リーグのファーストステージ最終第3戦が甲子園球場で行われ、レギュラーシーズン3位のDeNAが2位阪神に6−1で快勝し、2連勝で対戦成績を2勝1敗として2年連続でのファイナルステージ進出を決めた。

 ファイナルステージはセ、パ両リーグともに18日に開幕する。セはリーグ2連覇の広島が昨年に続きDeNAとマツダスタジアムで対戦。パは2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが3位から勝ち上がった楽天とヤフオクドームで顔を合わせる。優勝チームが1勝のアドバンテージを持ち、6試合制で日本シリーズ進出を争う。パは予告先発が行われ、ソフトバンクは東浜、楽天は塩見と発表された。

 日本シリーズは28日にパの球団の本拠地で開幕する。

 DeNAが序盤の好機を生かして快勝。一回にロペスの適時打と嶺井の2点打で3点。四回は梶谷の適時打、ロペスの2ランで突き放した。ウィーランドはカーブを有効に使い7回1失点。パットン−山崎康の継投で逃げ切った。

 阪神は能見が1/3回KO。打線は毎回のように走者を出したが大量失点が響き、大味な攻撃を強いられた。

 多彩な攻撃パターンで得点を積み重ねる。それがDeNA打線の強みだ。勝利が絶対条件の一戦で、今季の集大成を披露するかのようにナインが躍動した。「選手たちは何をすべきか分かっていた。しっかり戦った」。第1戦を落としながら、連勝で2年連続のファイナルステージ進出を決め、ラミレス監督は満面の笑みを浮かべた。

 一回から「らしさ」は全開だった。無死一塁で打席には梶谷。先制点が大きな意味を持つ試合でも、レギュラーシーズン同様に「犠打」の選択肢は指揮官の頭になかった。強攻策が功を奏す。右前打で無死一、三塁とすると、続くロペスの左前適時打で瞬く間に1点を先制した。

 「最後の試合になるかもしれない。先制点はすごく大事だと思っていた」。リーグ打点王を獲得した背番号2の一打で、チームを覆っていた重圧は霧散する。その後、1死満塁で嶺井が左前へ2点適時打。先発のウィーランドが「本当に大きかった」と感謝した立ち上がりの3点で、試合の流れがどちらにあるかは誰の目にも明らかだった。

 一転、3−0の四回無死二塁では桑原が犠打を決め、梶谷が中前適時打。監督が「うちらしい攻撃の形の一つ」と話す「スモールベースボール」で加点すると、なおも1死一塁でロペスが中越え2ラン。4番の筒香、リーグ首位打者の宮崎がともに無安打でも10安打6得点。15日の第2戦で21安打13得点を挙げた打線の勢いは、前日の雨天中止を挟んでも衰えていなかった。

 18日からは昨年に続いて広島に挑む。主将の筒香が言った。「(日本シリーズで)横浜に帰らないと意味がない」。1勝しかできずに涙をのんだ1年前の雪辱を果たし、ファンの待つ本拠地へ。舞台は整った。 (中川耕平)

 

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