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【スポーツ】

一発攻勢、初戦は楽天 茂木が口火 2外国人続く

◇楽天3−2ソフトバンク

 楽天が前半の3本塁打で逃げ切った。一回に茂木の先頭打者本塁打で先制すると、二回にアマダー、四回にウィーラーの中越えソロで突き放した。塩見は制球が良く6回1失点。小刻みな継投でしのぎ、九回に登板した松井裕は内川にソロを浴びたが、試合を締めた。ソフトバンクは東浜が5回2/3で3本塁打を浴びたのが響いた。

     ◇

 これほど痛快な勝利もないだろう。ソフトバンク先発の東浜に浴びせた3安打はすべてソロ本塁打。「先取点を取って、五回以降を迎えられたら」。戦前に思い描いた通りの展開で初戦をものにした楽天の梨田監督は「3点で勝てるとは思わなかった。適時打でもう1点ほしかったけどね」とほおを緩めた。

 ただでさえ、1勝のアドバンテージがあるリーグ覇者は先制した試合の勝率が約9割を誇る。絶対にほしい先制点をもぎ取ったのは1番の茂木だ。一回、1ボール1ストライクからの3球目、真ん中高めの直球をとらえた打球は失速することなく、左中間席へ飛び込んだ。

 「とてもいい投手なので、振れる球を強く振ろうとだけ考えていた。打った自分が一番びっくりした」。15日の西武戦に続く先頭打者本塁打。CSのファーストとファイナルの両ステージで記録したのは史上初の快挙にもなった。

 2年目の23歳。初めてのCSには「勝利につながる結果を出したい」と臨んでいる。中でも重視するのが第1打席。「僕はシーズン中から最初に打つか打たないかで、その後の打席も変わってくる」。より集中力を高め、最高の結果につなげた。

 二回には脚の張りで離脱したペゲーロに代わって出場選手登録されたばかりのアマダーがバックスクリーン左にたたき込む。四回には4番のウィーラーも2戦連続弾で続き、六回途中で東浜をマウンドから引きずり降ろした。

 試合前、梨田監督は選手に「アドバンテージの1勝だけでなく、心理的なものも大きな壁になる。気迫でぶち破ろう」と呼び掛けた。それに応えた一発攻勢。12球団一の本塁打数を誇る相手のお株を奪い、まずは最多勝右腕の壁を破った。 (高橋雅人)

 

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