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【スポーツ】

羽生SP2位 ジャンプのミス連発

男子SPを終え、悔しげな表情を浮かべる羽生結弦=モスクワで(潟沼義樹撮影)

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◇フィギュアGPロシア杯

 【モスクワ=共同】平昌冬季五輪シーズンの本格的な到来を告げるグランプリ(GP)シリーズ第1戦、ロシア杯は20日、当地で開幕し、男子ショートプログラム(SP)で昨季の世界選手権王者の羽生結弦(ANA)は94・85点で2位となった。昨季の四大陸選手権覇者のネーサン・チェン(米国)が100・54点で首位に立った。

 注目を集めた五輪金メダル候補の対決で、22歳の羽生は冒頭の4回転ループが回転不足となり、後半の4回転−3回転の2連続トーループで転倒した。18歳のチェンは4回転ルッツ、4回転フリップを着氷し、技術点で圧倒した。

 21日にフリーが行われる。

 五輪2連覇を狙うシーズンが本格的に開幕し、衣装をマイナーチェンジした羽生はやりがいに満ちていた。9月の今季初戦では右膝痛で回避した4回転ループを入れて難度を上げた内容で挑んだが、ジャンプのミスが出て2位発進。「悔しい気持ちもあったが、集中してやれることはできた」。演技後は笑みも浮かべ、本来の構成で戦う喜びをかみしめた。

 冒頭の4回転ループは回転不足となって着氷が乱れた。後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は美しい出来栄えで3点満点の加点をもらったが、最後の4回転−3回転の2連続トーループは4回転で着氷が詰まり「迷いがあった」と二つ目の3回転を降りた後にバランスを崩して転倒した。

 今季初戦ではサルコー、トーループの4回転ジャンプでSPの世界歴代最高得点を更新。その際に「(ループより簡単な)サルコーでこの点数を安定して出せるようになったらフリーにもっと力を入れられる」との感情が芽生えたが、安全策に満足しそうになり「それが悔しい」と反省した。

 右膝痛も和らいだ王者のテーマは「挑戦」。会心のスタートとはいかなかったが、表現力を示す演技点で稼ぎ、過去7季で優勝を逃しているGP初戦で首位のチェンと5・69点差だ。

 初めて実戦で4回転ルッツを組み込むフリーで「自分も4回転ルッツを決めて、ノーミスでやることに期待している。勝ちに向かって貪欲に頑張りたい」と言った。 (共同)

 

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