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【スポーツ】

ベイ連勝 完封リレー 7投手、執念前面に

6回広島2死満塁、エルドレッドを左飛に仕留めた須田(左から3人目)を迎える(右から)三上、砂田、高城、1人置いて井納、柴田=マツダスタジアムで

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 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は20日、セ、パ両リーグともに第3戦が行われ、マツダスタジアムでのセは2年連続で3位から勝ち上がったDeNAがリーグ2連覇した広島に1−0で2連勝して、対戦成績を2勝1敗とした。広島にはリーグ優勝による1勝のアドバンテージがあるため五分となった。

 パはヤフオクドームで2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが3位楽天を7−5で下して初白星を挙げた。対戦成績を1勝2敗とし、ソフトバンクにはリーグ優勝による1勝のアドバンテージがあるためタイに持ち込んだ。

 DeNAは二回、井納の適時打で1点を挙げた。井納は六回途中まで無失点。その後も6投手の継投でリードを守り切った。

 ソフトバンクは5−5の八回、中村晃の2ランで勝ち越した。21日の第4戦の先発はソフトバンクがバンデンハーク、楽天は岸と発表された。

 日本シリーズにはアドバンテージを含めて先に4勝したチームが進む。

◇DeNA1−0広島

 DeNAが二回2死から投手の井納の適時打で奪った1点を、7投手による完封リレーで守り抜いた。井納はフォークボールを決め球に5回1/3を被安打5。六回1死一、二塁のピンチは三上、砂田、須田と打者1人ずつの継投でしのいだ。広島は4番のバティスタ、今シリーズ初先発のエルドレッドが振るわず、作戦もことごとく裏目に出た。

 ◇ 

 絶対に1点を与えない−。DeNAの執念の継投が実り、最少得点差の勝利を呼び込んだ。「リリーフが本当に頑張ってくれた。勝つために手段を選ばずに使った」とラミレス監督。小刻みに送り出した救援陣6人をたたえた。

 最大のピンチは六回だった。1死後、我慢の投球を続けていた先発の井納が菊池、丸に連打を浴びた。次の打者は4番のバティスタ。指揮官は迷わず2番手で三上を投入した。「打者しか見ていなかった」と集中力を高めていた右腕はスライダーで攻め、平凡な二飛に仕留めた。

 続く左打者の松山で左腕の砂田にスイッチしたが、四球を与え2死満塁にすると、右腕の須田をマウンドへ。今季は不調の影響もあり23試合の登板にとどまったが、「絶対に0点で抑えるという気持ちを前面に出すと、いつも以上の力が出る」。初球の直球でエルドレッドを左飛に打ち取り、右手を突き上げた。

 自慢の打線が機能し11安打6得点で快勝した第2戦から一転、この日は投手陣の完封リレーで接戦を制し、連勝で星を五分に持ち込んだ。昨年もファイナルステージを経験したことから「みんな堂々としているし、自分たちの野球ができている」と三上。投打に自信を深めたチームが、一丸となって下克上へと突き進んでいる。 (磯部旭弘)

 

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