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【スポーツ】

タカ日本Sへ CSファイナルS 内川MVP

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は22日、パ・リーグの第5戦がヤフオクドームで行われ、2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが3位から勝ち上がった楽天を7−0で下して2連敗から3連勝を飾り、リーグ優勝によるアドバンテージの1勝を加えて2年ぶり17度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。

 ファイナルステージで4試合連続本塁打を放った内川が2年ぶり3度目の最優秀選手(MVP)に選ばれた。

 セ・リーグはリーグ2連覇の広島と3位DeNAによる第4戦が21日に引き続き雨天中止となった。広島は1勝2敗だが、アドバンテージがあるために対戦成績は五分。6試合が消化できない場合は、その時点で勝ち星が多いチームが突破し、勝敗が同じ場合はレギュラーシーズン上位の広島が日本シリーズに進む。予備日は25日まででセはダブルヘッダーを行わないため、23日も中止になった場合、24日に広島が勝てば日本シリーズ進出が決まる。

◇ソフトバンク7−0楽天

 ソフトバンクが投打に圧倒した。一回に内川の犠飛と松田の2点二塁打で3点を先制し、四回にも松田の2ランと柳田の適時打で3点を加えた。武田が緩急を使って7回を5安打無失点と好投。岩崎、森、サファテの3人で締めた。楽天は美馬が3回0/3を5失点と崩れた。

     ◇

 日本シリーズ進出を逃した昨年の悔しさから1年。ソフトバンクの工藤監督がリーグ優勝に続いて宙に舞った。「日本一になるぞと、強い思いでここまで来た。日本一になることしか考えていない」。劇的な3連勝決着にほおを紅潮させた。

 第3戦で打順を組み替えて流れを変えたように、第5戦も攻めのオーダーで相手に重圧をかけた。ファンの誰もが驚いた「1番・柳田」。右脇腹痛で戦列を離れ、CSは間に合わないと見られていた強打者の復帰の舞台にした。これが見事にはまる。

 一回、柳田は遊撃内野安打を放ち、犠打で二塁へ。デスパイネへのワンバウンド投球を嶋が一塁側へはじくと、迷うことなく三塁を陥れ、内川の中犠飛で生還。松田の2点二塁打も飛び出し、立ち上がりの美馬を攻略。早々とゲームの主導権を握った。

 約1カ月ぶりの復帰だった柳田にとって、ほぼぶっつけ本番。「思ったより感覚のずれは少なかった」。四回には持ち前のフルスイングで右前適時打を放ち、打点も挙げるフル回転の活躍だった。この日は松田にも待望の一発が出て、攻撃陣は日増しに状態が上向いている。「どんどん振っていく」と話す柳田が戻り、日本一奪回への役者は出そろった。 (牧田幸夫)

 

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