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【スポーツ】

荻野監督 ブラジル流 バレーボール 再び古巣サントリー指揮

サントリーの監督として今季から再び指揮を執る荻野正二氏

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 男子のプレミアリーグ、サントリーの監督として2008年北京五輪の日本代表主将、荻野正二(まさじ)氏が今季から再び指揮を執る。強豪ブラジルへの留学で指導技術だけでなく、対話の重要性を痛感して変身を遂げた47歳の熱血漢。11季ぶりの優勝を目標に掲げ「最後は笑ってもらえるような強化をしてきた」と自信をにじませる。

 バレーボール界を長年引っ張ってきた。福井工大福井高からサントリー入り。日本が6位入賞した1992年バルセロナ五輪に出場し、サントリーで黄金期を築いた。代表を救うために05年に7季ぶりに復帰すると、強打と堅い守備、そして並外れた負けん気で鼓舞。精神的支柱として4大会ぶりの五輪に導いた。

 40歳を迎えた09〜10年シーズン限りで現役引退。翌シーズンにサントリーの指揮を託されると、東日本大震災の影響で打ち切りになったものの、2位に導くなど実績を残した。

 6季ぶりの再登板。前回と比べ「優しくなった」と笑う。契機は15年からの1年間、日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ指導者海外研修員として派遣されたブラジル修行だ。一流選手を次々と生み出す強化の現場に触れ、厳しさを前面に押し出してきた自らの指導法には「フォローがなかった」と気付いた。今では「1(回)怒ったら、5(回)フォロー」と選手に積極的に話し掛け「選手とスタッフの差が縮まった。今まで以上のチーム力」と言う。

 「つなぐ」をスローガンに掲げた今季、21日のJTとの開幕戦はサーブの狙いなどを細かく指示したが、フルセットで敗れた。「しっかりとした采配をして勝たせてあげたい。15人全員、総合力で勝ちたい」と厳しい視線で話した。

 

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