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【スポーツ】

鹿島、連覇に王手

札幌−鹿島 後半、勝ち越しゴールを決め駆けだす鹿島・金崎(右)=札幌ドームで

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◇明治安田J1第31節 鹿島2−1札幌

 (29日・札幌ドームほか=9試合)

 鹿島は金崎の勝ち越し点で札幌を2−1と退け、2試合ぶりの勝利で勝ち点67として首位を守った。2位川崎は柏と2−2で引き分け、同63で首位と4差に広がった。次節にも鹿島の2年連続の優勝が決まる。

 C大阪は大宮を2−1で下して3連勝、勝ち点57で3位に上がった。磐田は横浜Mに2−1で逆転勝ち。浦和は広島、神戸は甲府にそれぞれ競り勝った。G大阪−仙台、FC東京−清水は引き分けた。最下位の新潟は鳥栖を1−0で破り、3戦負けなしでJ2降格決定を免れた。

◆攻勢 終盤も緩めず

 強気な姿勢を最後まで失わなかった。鹿島は同点で迎えた後半25分、金崎のゴールで勝ち越し、勝ち点3を奪取。大岩監督は「試合を通じ、アグレッシブにやってくれた結果だ」と褒めたたえた。

 指揮官の賛辞は守備にも当てはまった。相手FWの都倉は187センチ、ジェイは190センチの長身。ロングボールから得点を狙う攻撃を防ぐため、鹿島センターバックの昌子と植田は最終ラインを高く保ってゴールから遠ざけた。

 象徴的だったのが2−1の後半39分にMF安部、終了間際にFW鈴木を投入した場面。定石なら逃げ切るためDFを入れたいところだが「それだと最終ラインが下がる。攻撃の選手を入れたので『上げろ』だと分かった」と昌子。交代の意図をすぐさま読み取り、あくまで相手の強みを消し続けた。背後を取られるリスクもある中、指揮官の求める守備を実行できる実力こそ首位を走るチームの底力だろう。

 21日の前節で敗れ、2位川崎に勝ち点で2差まで迫られていた。昌子は「追い詰められたときこそチーム一丸が大事で、それを証明できた。あと三つ勝てば優勝なので」と強調した。残り3試合で、早ければ次節にも優勝が決まる状況。だが、ライバルの勝ち負けによらず、自らが勝ち続けることで優勝街道を突き進む。 (対比地貴浩)

 

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