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【スポーツ】

主役は筒香、ベイ逆襲 日本シリーズ第5戦

4回DeNA2死二塁、筒香が中越えに逆転2ランを放ち、生還したロペス(左)とタッチ=横浜スタジアムで

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◇DeNA5−4ソフトバンク

 SMBC日本シリーズ2017は2日、横浜スタジアムで第5戦が行われ、DeNA(セ・リーグ3位)がソフトバンク(パ・リーグ優勝)に5−4で競り勝って2連勝を飾り、対戦成績を2勝3敗とした。

 日本シリーズは全試合がナイターで行われ、どちらかが4勝した時点で終了する。3日は移動日で試合がなく、4日の第6戦から再びヤフオクドームで行われる。

     ◇

 DeNAが劣勢をはね返した。四回に筒香が逆転2ラン。再びリードされて迎えた六回は筒香、宮崎の連続適時打で追い付き、代打嶺井の二ゴロで勝ち越した。山崎康を八回途中から投入して逃げ切った。

 ソフトバンクは五回に中村晃の2ランなどで逆転したものの継投が決まらなかった。九回は3安打で2死満塁と攻めたが、明石が一ゴロに打ち取られた。

◆連勝呼ぶ初アーチ&適時打

 DeNAというチームの柱が誰なのか。ここまで本塁打も打点もゼロだった筒香が、5戦目にして自身の価値を証明した。2ランを含む2安打3打点。「つないでつないで、全員で勝ち取った勝利」。シーソーゲームを制し、言葉には自信がみなぎった。

 待望の一発は1点を追う四回に飛び出した。2死二塁。ソフトバンクの先発バンデンハークが投じた高めの153キロをたたいた。「自分のスイングでうまく押し込めた」。中堅方向へぐんぐん伸びる打球は、そのままバックスクリーン左へ消えた。

 前夜は12安打6得点とつながった打線において、自身は4打数無安打。だからだろう。シリーズ初勝利にも試合後の表情はどこかさえなかった。一転、会心の当たりに沸くファンの声援を浴び、その表情が思わずほころんだ。

 三回まで完璧に抑え込まれていた相手右腕を打ち砕く一振り。ただ、頭にあったのはいつも通り「後ろにつなぐ」。それは再逆転を許し、2点を追う六回1死一、二塁でも同じだった。マウンドには2、3戦目で抑えられたモイネロ。「ずっとやられていた」。雪辱に燃えていた。甘い変化球を仕留め、中堅フェンス直撃の適時二塁打で1点差に迫ると、流れはDeNAに。続く宮崎が同点打、代打嶺井の二ゴロを明石が取り損なう間に、筒香が決勝のホームを駆け抜けた。

 筒香は言う。「3試合負けてからの方が、いつも通りできている」。本拠地での今季最後の公式戦で、調子を取り戻した主砲。再び福岡に乗り込むチームは一週間前とは別物だ。 (中川耕平)

 

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