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【スポーツ】

樋口、SP2位 燃えて好発進 フィギュアスケートGP中国杯

女子SPで演技する樋口新葉=北京で(共同)

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 【北京=共同】グランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯は3日、当地で開幕し、女子ショートプログラム(SP)で第1戦のロシア杯3位の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)が2連続3回転ジャンプを決めるなど、70・53点で2位につけた。

 第2戦のスケートカナダ5位の本田真凜(大阪・関大高)と今季GP初戦の三原舞依(シスメックス)はともにジャンプで回転不足を取られて66・90点となり、技術点で上回った本田が6位、三原が7位。昨季の世界選手権3位のガブリエル・デールマン(カナダ)が70・65点で首位発進。

 男子SPで田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は4回転サルコーを降り、87・19点で4位となった。ミハイル・コリャダ(ロシア)が4回転のルッツ、トーループを決め、103・13点でトップ。金博洋(中国)が93・89点で2位、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)が90・57点で3位。

◆「負けられない試合」

 女子で2枠の平昌冬季五輪代表を争う本田、三原との直接対決で、16歳の樋口は燃えた。「絶対にミスできないし、負けられない試合」。SPで日本勢ただ一人の70点台をマークし、首位のデールマンと0・12点差の2位と好発進し「(GPで自身初めて)70点を超えたのはうれしい。自分の演技だけに集中できた」と頬を紅潮させた。

 練習で確認した演技後半の3回転ルッツ−3回転トーループではロシア杯で回転不足を取られたトーループを流れるような着氷で成功。数年前から演目にすることを熱望し、舞台鑑賞などでイメージを膨らませた「ドン・キホーテ」の「ジプシーの踊り」をスピード感ある滑りと強弱を付けたステップで表現し、技術点も演技点も日本のライバル2人を上回った。

 岡島コーチが「昨季までは出たとこ勝負だったが、今は練習も試合も同じようにできている」と精神面の成長を挙げ、今季は国際大会で2戦続けて表彰台に立つ安定感が光る。日本勢トップとなったが「まだ気にしないようにしている」と言い、フリーに向け「気が抜けない。ファイナルに行くためにも全力を出し切りたい」と闘志を燃やした。 (共同)

 

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