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【スポーツ】

セレッソ、初の頂上咲き ルヴァン杯決勝

C大阪−川崎 ルヴァン・カップで優勝を決め、喜ぶC大阪イレブン=埼玉スタジアムで

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◇C大阪2−0川崎

 国内年間三大タイトルの一つ、YBCルヴァン・カップは4日、埼玉スタジアムで決勝が行われ、C大阪が2−0で川崎を破り、初優勝を遂げた。

 前身のヤンマーから1993年にC大阪となってからは初のタイトル。最優秀選手には杉本が選ばれた。

 川崎は2000、07、09年に続いて4度目の準優勝に終わった。

 C大阪は前半1分に相手のミスを突いて杉本が右足で先制。その後は川崎にボールを保持されたが人数をかけて粘り強く守り、試合終了間際にカウンターからソウザが追加点を奪った。

◆1分で先制 堅守貫く

 秋深まる埼玉スタジアムに、季節外れの桜色のユニホームが映えた。C大阪が川崎を退け、ルヴァン・カップ初制覇。クラブに悲願の初タイトルをもたらした尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督は「平常心を保つのは簡単ではなかったが、相手より表現できていた」と冷静な試合運びに終始した選手たちをたたえた。

 開始1分弱で奪った先制点が、勝機を大きく切り開いた。相手DFがボール処理を誤ると、杉本が反応。ペナルティーエリア内でのGKとの1対1にも「しっかりミートして打った」と落ち着いて右足を振り抜き、右隅に決めた。「川崎に1点を取られると乗ってくると思っていた。先制点が大事だと感じていた」

 堅守速攻が持ち味。早々に主導権を握ったことで、C大阪は自分たちのスタイルに徹することができた。無理に攻めずDFラインから最前線までをコンパクトに保って、ボールが入ると複数で寄せて川崎を自由にさせない。杉本、柿谷も時折、前線から戻って守備に汗をかく場面も。全員で川崎の猛攻をしのいだ。

 「(同じ中央MFの山口)蛍とバランスを保つことを重視した」とソウザ。最後は前線に人数をかけて捨て身の攻撃を仕掛けてきた川崎に対し、終了間際に鮮やかな速攻から清武、水沼とつなぎソウザが2点目。指揮官は「選手は最後まで責任感を持って走り切ってくれた」と評価した。

 初の決勝進出で、頂点まで上り詰めた。それでも、殊勲の杉本は「ただの通過点。毎年、優勝争いができるチームになりたい」。念願のタイトル奪取を礎に、常勝クラブを目指す。(磯谷佳宏) 

  

 

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