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【スポーツ】

LS北見が決勝進出 女子「世界」切符 軽井沢ク連覇逃す

中国戦でショットを放つ藤沢。左は吉田夕、右は本橋=エリナで(共同)

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◇カーリングPA選手権

 【エリナ(オーストラリア)=共同】パシフィック・アジア選手権第7日は8日、当地で行われ、女子準決勝で平昌冬季五輪代表のLS北見が中国を6−5で破り、3位以内に与えられる来春の世界選手権の出場枠を獲得した。9日の決勝で韓国と対戦する。

 1次リーグ3位のLS北見は第1、2エンドで同2位の中国に連続失点して3点を追う展開に。リードを奪えないまま同点で迎えた最終エンドに不利な先攻で得点した。

 男子準決勝は五輪代表のSC軽井沢クが韓国に7−8で競り負け、連覇を逃した。9日の3位決定戦はオーストラリアと対戦する。

 世界選手権には、五輪代表が参加しない来年の日本選手権の優勝チームが出場する。

◆窮地を救った絶妙ショット

 自らのミスで招いた窮地を、スーパーショットで救った。LS北見のスキップ藤沢は勝負弱さをはね返す力をくれた仲間に感謝し、劇的な逆転勝利で絆を強めた4人は抱擁して喜び合った。

 4−5で迎えた有利な後攻の第9エンド。複数得点で逆転の筋書きは、ハウス(円)に入れるだけだった藤沢のドローショットがまさかの失敗で1点止まり。最終エンドは不利な先攻と絶体絶命で「やっちまった」と動揺したという。

 だが、主将のセカンド本橋に掛けられた言葉に勇気づけられた。「スイープを使ってね」。氷上を掃いて石の進路を調整するリード吉田夕と本橋が助けてくれる。

 最終エンド。藤沢の2投目は進路を阻む複数のストーンをスイープに助けられてすれすれでかわし、円心に置かれた相手の石を押し出して絶妙な位置に止まった。「すごいギリギリ。最後はチームショット」と藤沢。難しい一投を強いられた中国のスキップが失敗し、決勝点が転がり込んだ。

 1次リーグで中国と韓国にそれぞれ2敗し、五輪へ不安が膨らみ始めていた。留飲を下げた藤沢は「日本は弱いなと思われる試合はしたくなかった。勢いも感じる」と、韓国との五輪代表同士の決勝に意気軒高だった。 (共同)

 

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