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【スポーツ】

小平1000で初優勝 高木美は2位 スピードスケートW杯

女子1000メートルのレース後、右手を上げて歓声に応える小平奈緒=ヘーレンフェインで(共同)

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 【ヘーレンフェイン(オランダ)=共同】ワールドカップ(W杯)第1戦最終日は12日、当地で行われ、女子1000メートルで小平奈緒(相沢病院)が1分13秒99の好記録で優勝し、高木美帆(日体大助手)が1分14秒45で2位に入った。小平はこの種目でW杯初勝利。

 女子3000メートルで高木美は4分4秒91で4位に入った。格下のBクラスでは菊池彩花(富士急)が4分6秒17で1位となった。

 男子1000メートルは小田卓朗(開発計画研究所)が1分9秒74の16位。同5000メートルは一戸誠太郎(信州大)が6分24秒03で13位、土屋良輔(メモリード)は14位だった。

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 流れるようにカーブを回り、直線を伸びやかに進む。リンクをわが物にした小平が女子1000メートルで自身初のW杯勝利をつかんだ。1分13秒99はリンク記録と0秒09差。「世界のレベルになってきている」と納得の表情だった。

 初日に500メートル、2日目に1500メートルと500メートルの2本目に出場。「どんどん滑りがなじんだ。スケートが自分の足になり、さらに奥深く、氷が自分の足になった感じ」と例えた通り、疲れと引き換えにリンクの特徴をつかんだ。

 200メートルを全体トップの17秒62で通過。「力むことなく、タイミングを取った」とスタミナの浪費を最小限に抑え、最終周もトップクラスの29秒台前半のラップでしのいだ。

 自身18連勝中の500メートルの印象が強いが、この種目も昨季の世界距離別選手権で銀メダルに輝くなど力をつけている。平昌五輪は1500メートル、1000メートル、500メートルの順で行われ、より得意な種目が後にくる。レースを追うごとにスケーティングが研ぎ澄まされた感覚は平昌へのテストとして意義深い。

 五輪で2冠の夢も膨らむが「分からない。高められるだけ高めたい」と気を引き締める。「すみません、あんまり喜んでなくて」と報道陣を気遣いつつ、澄まし顔で次戦を見据えた。 (原田遼)

 

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