東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

日ハム・清宮が誕生 「プロの自覚湧いてきた」

栗山監督からもらったボールと記念写真を手に笑顔の清宮=東京・明治記念館で

写真

 日本ハムからドラフト1位指名された東京・早稲田実業高の清宮幸太郎内野手(18)=184センチ、102キロ、右投げ左打ち=が16日、東京都内で入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円で入団に合意した。記者会見で「1年目から期待に沿えるような活躍ができるように頑張る」と話した。

 高校歴代最多とされる通算111本塁打を記録したスラッガー。10月のドラフト会議で7球団が競合した末、抽選で日本ハムが交渉権を獲得していた。

 清宮はリトルリーグ時代に世界大会で優勝。早実高1年の夏の甲子園大会で2本塁打を放ってベスト4入りに貢献した。

 会見場となった明治記念館「金鶏の間」は、明治憲法の草案審議で御前会議に充てられた由緒ある部屋。仮契約を終え、緊張した面持ちで姿を現した清宮は「社会人として一つのステップアップができたかなと思う。プロ野球選手になるんだという自覚が湧いてきた」と心境を吐露した。

 どんな質問にも、自分の言葉を紡ぐのが清宮流。主砲の中田が「チーム全体で宝をサポートしていきたい」と話している感想を求められ「恐れ多いですけど、名だたる方から言葉をいただけたのはうれしい。それに恥じないように成長できれば」と語った。

 その中田とは一塁の定位置争いをする可能性がある。「負けたくないところは」という問いには「飛距離とか本塁打の数」と言い切った。

 また一塁以外に挑戦する考えについては「守備は嫌いではないので、捕手以外ならどこでも」と前向きに答えた。

 米大リーグへの挑戦を表明した大谷に対しては「二刀流という誰も成し遂げなかったことをするのは魅力的だし、刺激を受けた。自分も目標や信念は貫いていきたい。そこ(大リーグ)を目指している」と将来的なメジャー挑戦の意志を改めて表明した。

 清宮が思い描くプロ1年目の最高の姿とは−。「シーズンが終わったとき、『ファイターズで一番印象に残った選手は清宮』と言っていただけることです」 (牧田幸夫)

<きよみや・こうたろう> 小学3年で野球を始め、2012年に東京北砂の主軸としてリトルリーグのワールドシリーズ制覇。東京・早稲田実業高では1年夏、3年春に甲子園大会出場。3年で主将を務めた。9月のU−18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)では日本代表の主将として3位に貢献した。高校最多とされる通算111本塁打をマークした長打力が持ち味。184センチ、102キロ。右投げ左打ち。東京都出身。18歳。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報