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【スポーツ】

松井稼、西武復帰 「15年ぶり、楽しみ」

西武の入団会見で背番号「7」のユニホームを披露する松井稼頭央=埼玉県所沢市の球団事務所で

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 西武は17日、楽天を退団することが決まった松井稼頭央外野手(42)の獲得を発表した。2003年以来の古巣復帰。背番号は7で、選手兼任で打撃、走塁、守備全ての指導を担うテクニカルコーチを務める。1年契約で年俸は4000万円。

 松井稼は埼玉県所沢市の球団事務所で記者会見し「15年ぶりにユニホームを着ることができて楽しみだし、感謝したい。年齢に関係なく元気な姿でグラウンドに出たい」と意気込みを語った。

 楽天からはコーチ就任を打診されたが「現役でやりたい気持ちが強かった」と選手兼任を提案した西武復帰を選んだ。

 大阪・PL学園高から1994年にドラフト3位で西武に入団。遊撃手として盗塁王を3度、最多安打を2度獲得し98年にパ・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた。2004年からは米大リーグに挑戦しメッツなどで7年間プレー。11年に楽天で日本球界に復帰した。

 ◆松井稼はコーチ兼任 西武は17日、来季のコーチ陣を発表した。スタッフは次の通り。

 【1軍】監督 辻発彦(59)=佐賀東高▽作戦 橋上秀樹(52)=安田学園高▽投手 土肥義弘(41)=春日部共栄高▽同 西口文也(45)=立正大▽バッテリー 秋元宏作(49)=国学院久我山高▽打撃 嶋重宣(41)=東北高▽同 阿部真宏(39)=法大▽内野守備走塁 馬場敏史(52)=柳川高▽外野守備走塁 佐藤友亮(39)=慶大▽テクニカル兼外野手 松井稼頭央(42)=PL学園高▽トレーニング 坂元忍(43)=龍谷大▽同 里隆文(35)=筑波大大学院

 【2軍】監督 潮崎哲也(48)=鳴門高

◆豊富な経験若手に 現役にもこだわり

 松井稼が再び西武のユニホームを着ることになった。2002年に打率3割3分2厘、36本塁打、33盗塁で史上8人目の「トリプルスリー」を達成し、万能選手として03年まで球団の顔だった。西武は現役続行への思いに配慮した上で、メジャーでも7年間プレーした豊富な経験を高く評価し、兼任コーチを打診した。楽天退団が決まった後、獲得の話があったのは西武だけだったという。

 チームには25歳の山川、24歳の源田ら野手に有望な若手が多い。鈴木球団本部長は「経験をどれだけ選手に浸透させてもらえるか。スイッチヒッターだし、内外野を守れるし、走塁も。総合的に教えられる」と説明。さらに「つなぎ役もできるんじゃないか」と選手と辻監督ら首脳陣との橋渡し役としても期待する。

 ただ、松井稼は選手としてプレーすることに強いこだわりを見せ、若手との競争に闘志を燃やしている。

 チーム内での好循環が生まれれば、層の厚い野手陣のさらなる底上げが期待できそうだ。

 

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