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【スポーツ】

小平、W杯14勝 「また自分を超えていきたい」 

女子1000メートルで優勝した小平奈緒(中央)と2位の高木美帆(左)ら=スタバンゲルで(共同)

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◇スピードスケートW杯<第2戦>

 【スタバンゲル(ノルウェー)=共同】ワールドカップ(W杯)第2戦第1日は17日、当地で行われ、女子の小平奈緒(相沢病院)が500メートル、1000メートルとも優勝した。両種目合わせたW杯通算勝利数を日本女子単独最多となる14とした。

 500メートルは低地のリンクで自己最速となる37秒08で圧勝し、昨季からW杯での11レースを含め国内外で19レース無敗となった。1000メートルは1分14秒33で開幕2連勝し、同走した高木美帆(日体大助手)が1分14秒79で2位だった。

 男子500メートルの山中大地(電算)は34秒85で5位、同1000メートルの小田卓朗(開発計画研究所)は13位だった。どちらもホーバルトホルメフィヨルド・ロレンツェン(ノルウェー)が制した。

    ◇

 憧れの岡崎朋美を抜いてW杯通算勝利数で日本女子単独トップに立った500メートルは、2位に0秒79差をつける別次元の強さだった。約1時間後の1000メートルも勝ち、通算勝利を14まで伸ばした小平は「また自分自身を超えていきたい」と決意を新たにした。

 14勝のうち13勝は昨季以降に挙げたもの。30歳を過ぎてから急激な成長を遂げた。だが、岡崎が長年にわたって世界のトップで活躍した点に敬意を払い「私はここ1、2年での話。さらに(勝利数を)伸ばし続けることが大事」と満足する様子はない。

 信州大時代から二人三脚で歩んできた結城匡啓コーチは、地道に努力を重ねてきた教え子の快挙に目を細めた。500メートルと1000メートルの選手層は以前より厚みを増していると指摘し「非常に価値がある。立派だと思う」と称賛を惜しまなかった。

 五輪を目指すきっかけとなった偉大な先輩の記録を超え、約3カ月後の平昌大会へさらに弾みをつけた。2種目で高水準のタイムを連発し、勢いは増すばかりだ。

 「明日また(自分自身に)チャレンジしたい」。無敵のエースはとどまるところを知らない向上心を見せた。 (共同)

 

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