東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

帝京大7連覇 最多タイ ラグビー関東大学対抗戦

明大を破って優勝を決め、声援に応える帝京大フィフティーン=ニッパツ三ツ沢球技場で

写真

 関東大学リーグは18日、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場などで行われ、対抗戦は帝京大が明大を41−14で下し、6戦全勝で1試合を残して7年連続8度目の優勝を決めた。関東協会によると、対抗戦の7連覇は1970〜76年度、2001〜07年度の早大に並ぶ最多。明大は4勝2敗。試合のなかった早大と慶大はともに4勝1敗で、帝京大と同時優勝の可能性を残している。

 リーグ戦は大東大が東海大との全勝対決に12−5で競り勝ち、6連勝の勝ち点24で最終戦を残して事実上の優勝を決めた。大東大は25日の中大戦を棄権しない限り、22年ぶり8度目の優勝が決まる。

◆貫禄の平常心 27点差勝利

 帝京大にとって対抗戦最多に並ぶ7連覇も通過点にすぎない。前半で明大に6点差と迫られたが、終わってみれば27点差の快勝。1年から主力を張る3年のWTB竹山は「結果を求め過ぎないでやっている。トライを取っても油断せず、取られても動じない」と平常心を強調した。

 勝ち続けている経験の差が後半に表れた。互いに無得点が続いたが、相手に拙攻が続いた隙を突いた。24分にバックスが素早く外に回し、最後に左サイドで快足を飛ばした竹山がトライ。そこからさらに2トライを畳み掛けて突き放した。

 2週前の慶大戦で31−28と苦戦したことがチームを引き締めた。岩出監督は「出来のいいシーズンではない。どこかに甘さがあった」と認める。選手の集中力が増し、練習の質が上がった。激しい当たりで食い下がる明大を後半は零封し、王者の貫禄を見せつけた。

 全国大学選手権で8連覇中の帝京大がチームづくりを本格化させるのは、例年通りこれからだ。岩出監督は「心技体の仕上げをして大学選手権に臨みたい」と、さらなる高みに向かう自信を見せた。

東海大−大東大 前半、大東大・河野(右)が競り合いながらトライ=江戸川区陸上競技場で

写真

◆大東大22年ぶり栄冠へ リーグ戦 全勝対決制す

 ノーサイドの笛に大東大の選手は両手を突き上げ喜び合った。昨年王者の東海大を破り、22年ぶりの栄冠が事実上決まった瞬間だった。青柳監督は「素直にうれしい。勝因は防御。練習してきたことを素直に出した」と選手の奮闘をたたえた。

 何重もの防御網が効いた。突進に対し、足に絡む低く鋭いタックル。止められなければ、次々と他の選手が組み止めて倒した。終了までの10分近く自陣深くにくぎ付けにされたが耐え抜いた。

 主将のフランカー河野は「一人一人が低く突き刺さり、2枚目も早く寄ることができた。防御から思うような攻撃につながった」と胸を張った。日本代表で東海大のFB野口は「最後まで前に出られず、ミスが多くなった」と唇をかんだ。

 最終戦の中大戦で敗れても棄権しなければ優勝が決まる。1980年代に3連覇も果たしたモスグリーンのジャージーの強豪が復活を示す時が来た。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報