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【スポーツ】

渡部暁、W杯10勝目 スキー複合個人第2戦

W杯複合個人第2戦 後半距離で歓声に応えながらゴールに向かう渡部暁斗。今季初優勝を果たした=ルカで(共同)

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 【ルカ(フィンランド)=共同】ノルディックのワールドカップ(W杯)複合は25日、当地で個人第2戦が行われ、第1戦で3位の渡部暁斗(北野建設)が今季初優勝、昨季終盤の3月11日以来となる通算10勝目を挙げた。日本勢のW杯複合2桁勝利到達は、通算19勝の荻原健司に次いで2人目。

 渡部暁は前半飛躍(ヒルサイズ=HS142メートル)で142・5メートルを飛び、158・6点でトップに立つと、2位に16秒差をつけて出た後半距離(10キロ)でリードを広げて逃げ切った。

 渡部善斗(北野建設)は16位、渡部剛弘(ガリウム)は25位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は32位、清水亜久里(ユーグレナ)は42位だった。加藤大平(サッポロノルディックク)は予選落ちした。

◆会心の飛躍 距離も一人旅

 プラン通りに逃げ切りに成功した。渡部暁は首位で臨んだ後半距離でも一人旅を続け、昨季終盤以来の優勝を果たした。W杯で通算10勝に到達。所属先の荻原健司ゼネラルマネジャーの19勝に次ぎ、複合の日本勢2人目の2桁勝利となった。

 前半飛躍は風が荒れた24日の個人第1戦から一転、安定した条件で行われた。地力が試される中、渡部暁はヒルサイズを0・5メートル越え、飛型点もトップタイ。着地後は思わず両手をたたき「いいジャンプだったと思う」と手応えを口にした。

 飛躍は夏場から好調を維持する。春先から取り組んでいる飛び出しの改善には「全然まだまだできていない」と満足していないものの、平等な条件下なら世界トップクラスの実力であることを改めて証明した。

 W杯開幕直前に左脇腹を痛めながらも、得意ではない長さの5キロで距離が実施された第1戦で3位。通常の10キロに戻った第2戦で早くも表彰台の中央に立った。「結果よりまず内容を大事にしていきたい」と強調していた第一人者が、平昌冬季五輪シーズンでスタートダッシュに成功した。 (共同)

 

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