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【スポーツ】

鹿島、連覇持ち越し 「地元で気負い」無得点ドロー

鹿島−柏 後半、シュートを放つも柏の守備に阻まれる鹿島の金崎(手前左)=カシマスタジアムで

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◇明治安田J1第33節第1日

 首位の鹿島は柏と0−0で引き分け、優勝決定は持ち越された。勝ち点は71。試合のない29日に、2試合を残す同66の2位川崎が浦和に引き分けるか負ければ、2年連続9度目の優勝が決まる。

 C大阪は神戸に3−1で逆転勝ちし、5連勝で3位以上を確定した。杉本が2ゴールし、22点で得点ランキング単独トップに立った。17位の大宮は甲府と0−0で引き分け、来季のJ2降格が決まった。広島はFC東京を破って残留が決定。清水は新潟に逆転負けし、15位に後退した。

 磐田は鳥栖を下し、札幌はG大阪に勝った。

   ◇

 8年ぶりに前売り券が完売するほど膨らんだ地元サポーターらの期待に、応えられなかった。勝てば優勝が決まる一戦で鹿島は5試合ぶりの無得点で引き分けに終わり、J1連覇は持ち越し。選手会長の昌子は「誰も満足いっていない。ここで決めたかった」。敗者のような険しい顔で、悔しさを吐き出した。

 何度も好機をつくりながら最後の一手が打てない。13度もあったCKを一度もものにできなかったことが悔やまれる。柏の大型選手が待つ位置にクロスを上げてははね返される場面が目立ち、ゴール前で待つ鹿島の選手の動きもやや単調だった。鈴木強化部長も「セットプレーの精度がなさすぎる」と嘆いた。

 この日は9連勝中だったホームでの今季最終戦。優勝を目前に「気負いがあった」と鈴木部長。ベテランの曽ケ端は「いつも通りなら勝っていた」。数々のタイトルを獲得してきた名門も勝ち急ぎ、緻密さを欠いた面は否めない。

 それでも、首位の立場は変わらない。2位川崎が29日の浦和戦で引き分け以下ならば、来月2日の最終節を待たずに鹿島の連覇が決まる。ただ、試合後のあいさつで、昌子は既に最終節を見据えてサポーターに宣言した。「必ず勝つと口で言うのは簡単。その姿勢をピッチで見せる」 (対比地貴浩)

 

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