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【スポーツ】

宮原圧巻 復活V スケートアメリカ

女子で優勝し、表彰式でメダルを手に笑顔の宮原知子=レークプラシッドで(共同)

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 【レークプラシッド(米国)=共同】グランプリ(GP)シリーズ最終戦、スケートアメリカ最終日は26日、当地で行われ、女子は宮原知子(さとこ)(関大)が前日のショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の143・31点を出し、合計214・03点で2015年のNHK杯以来のGP2勝目を挙げた。

 今季GPデビューの17歳、坂本花織(かおり)(シスメックス)がSP、フリーともに2位の合計210・59点で2位に入った。

◆自己ベスト迫る

 フリーに用いた「蝶々夫人」で強い女性を演じきると、宮原に安堵(あんど)の表情が広がった。2位だった昨季のGPファイナルで出したフリーの自己ベストに0・38点差と迫る圧巻の滑り。左股関節の疲労骨折から復帰2戦目で2季ぶりのGP2勝目を挙げ「試合でプログラムをきれいに通すのに時間がかかった。つらい時期を乗り越えてきて良かった」と感慨に浸った。

 「ジャンプで回転不足を取られたとしても形としては絶対にノーミスの演技をしたい」とリンクの中央に立った。柔らかな曲調に合わせて伸びやかに滑りだすと、5種類の3回転を入れた計七つのジャンプをいずれも成功。最高難度のレベル4をそろえたスピンとステップを合わせ、全ての要素でプラスの出来栄え点を得た。

 本来ならシーズンに向けて土台をつくる夏場に約2カ月間も氷上練習ができなかった。2枠の平昌冬季五輪代表を争うライバルたちが実戦もこなすのを横目に、毎日朝から晩まで体幹トレーニングを中心にリハビリを延々と繰り返し、周囲に「早く氷に乗りたいな」と漏らしたこともあった。

 五輪代表最終選考会の全日本選手権(12月21〜24日・東京)へ完全復活を印象付けた形だが「まだ一つのステップ。全日本での演技が一番重要」。日本のエースは大一番を見据えて気を引き締めた。 (共同)

 

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