東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

鳥取県警、白鵬を参考人聴取 暴行現場に同席

鳥取県警による任意の事情聴取を受けるため、福岡市内のホテルに入る横綱白鵬=28日午前

写真

 大相撲の横綱日馬富士(33)が平幕貴ノ岩(27)に暴行し負傷させた問題で、鳥取県警は二十八日、現場のラウンジに同席していた横綱白鵬を福岡市内のホテルで参考人として聴取した。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、鳥取県警は、十七日に東京・両国国技館で日馬富士から任意で事情を聴いたが、近く再聴取する方向で調整している。県警は聴取結果などを踏まえ、年内にも傷害容疑で書類送検する方針。

 県警の聴取で、日馬富士は、素手やカラオケのリモコンで殴るなどしたと説明。県警は、既に同席者の横綱鶴竜らも聴取しており、事実関係や動機などの解明を進めている。

 白鵬は九州場所千秋楽の二十六日、土俵下でのインタビューで「力士代表としておわび致したい」とし、事態を究明して「うみ」を出し切ることが必要との考えを示した。また、十六日の報道陣の取材には「すぐに止めに入って(日馬富士を)部屋から連れ出した」と説明。日馬富士はビール瓶を持ったものの、手から滑り落ちたと話していた。

 関係者によると、日馬富士は鳥取市内にあるラウンジの個室で、白鵬から生活態度を注意されていた貴ノ岩が、知り合いから連絡が来たとしてスマートフォンを操作しようとした態度に怒り、殴打したとされる。

◆スポーツ庁長官に八角理事長が謝罪 「暴力許されない」

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は二十八日、スポーツ庁を訪れ、大相撲の横綱日馬富士の暴行問題について鈴木大地長官に謝罪し、現在の調査状況を報告した。八角理事長は「暴力は決して許されない。注意喚起を続けていく」と再発防止に取り組む姿勢を説明。鈴木長官は日馬富士の暴行を批判するとともに、協会の対応についても疑問を呈し、「協会の運営の在り方についても検証していただきたい」と求めた。

 八角理事長は冒頭で「大変お騒がせして申し訳ありません」と謝罪。鈴木長官は「大変残念。国民の期待を裏切った」と強い言葉で指摘し、事実関係を解明した上で「社会に対しての説明責任を果たしていただきたい」とくぎを刺した。また、協会が九州場所前に今回の問題を知りながら、詳細な調査が遅れ、結果的に十日以上たった場所中に問題が発覚したことについて、「場所の前にやるべきことをやっていただきたかった」と苦言を呈した。

 非公開だった会談では、協会側が事実関係などを説明し、詳細は未判明ながら暴行があったことは伝えたという。会談後に取材に応じた八角理事長は「日馬富士本人は、当初から殴ったということは言っている」と説明した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報