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【スポーツ】

宇野、新技で初V狙う GPファイナルきょう開幕

公式練習で調整する宇野昌磨=名古屋市ガイシプラザで

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 グランプリ(GP)シリーズの上位6人、6組で争われるGPファイナルは7日、名古屋市ガイシプラザで開幕する。日本からは男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子の宮原知子(関大)樋口新葉(わかば=東京・日本橋女学館高)が出場し、いずれも初優勝を目指す。

 6日は会場で公式練習が行われ、宇野は序盤でループやフリップの4回転ジャンプで転倒を繰り返したが、後半は修正。「順位よりも自分の実力を出すことが目標」と意気込みを語った。

 宮原と樋口はともにルッツ−トーループの2連続3回転などを確認した。男子は7日、女子は8日にショートプログラムが行われる。

 同時開催のジュニアGPファイナルの日本勢は男子の須本光希(大阪・浪速高)、女子の紀平梨花(関大KFSC)が出場する。

 マイペースな男も責任感と無縁ではいられない。地元の名古屋市でGPファイナルを迎える宇野は、会見で「期待をされている」などと計6度にわたって「期待」という言葉を使った。

 右足首を痛めた昨季世界王者の羽生結弦(ANA)ら実力者が相次いでGPシリーズで敗退した。昨季の世界選手権銀メダリストの実績と319・84点の自己ベストは他の5人を圧倒し、初優勝へライバルとなり得るのはネーサン・チェン(米国)くらい。それでも「声援を重圧にしないように、やりたい演技をやりたい」と攻めの姿勢を貫く。

 フリーではGPシリーズ2戦で回避した新技の4回転サルコーを組み込む予定で、4種類5本の4回転に挑む。インフルエンザ明けで精彩を欠いた先月のフランス杯で練習の大切さを再認識。帰国後、拠点となる中京大でいつにも増して真剣に取り組み、新技も「入れるのが当たり前」と思って跳び続けた。

 公式練習では他の種類も含めて4回転ジャンプの安定を欠いたが、3位に食い込んだ昨季と比較し「実力が付いたと思える状態でファイナルに出る。すごい進歩」と自信を深めている。

 寝坊して練習の出発に遅れそうになるなど、あどけなさも残る19歳。重圧を乗り越えた先に平昌五輪での頂点が見えてくる。 (原田遼)

 

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