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【スポーツ】

なでしこ白星発進 サッカー東アジアE−1選手権開幕

日本−韓国 後半、決勝ゴールを決める岩渕=フクアリで

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◇日本3−2韓国

 東アジアE−1選手権は8日、千葉市のフクダ電子アリーナで開幕して女子の2試合が行われ、日本代表「なでしこジャパン」は韓国に3−2で競り勝って白星スタートを切った。

 日本は2−2の後半38分にゴール前でこぼれ球を拾った岩渕(INAC神戸)が勝ち越し点を決めた。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで日本は8位、韓国は15位。

 もう1試合は北朝鮮が中国に2−0で勝った。

 大会には男女とも日本のほかに中国、韓国、北朝鮮が出場し、総当たりのリーグ戦で争われる。

 男子は9日に東京・味の素スタジアムで始まり、日本は初戦で北朝鮮と顔を合わせる。

◆岩渕成長の決勝ゴール けが克服、90分フル出場

 この試合を10年近くも待っていた。日本が誇る天才テクニシャンのFW岩渕真奈。苦しみの時期を経て、大輪の花を咲かせ、日本に初戦勝利をもたらした。

 2008年のU−17ワールドカップMVP。10年に16歳でなでしこジャパンにデビュー。41試合目だが、これまでの大半が交代出場。しかし11月のアウェー、ヨルダン戦で初めて90分間フル出場を果たして2得点。この韓国戦も、90分間戦い抜いただけでなく決勝点もものにした。

 2−2で迎えた後半38分、MF中島のミドルシュートがバーをたたくところに詰めてボールを拾う。そして慌てて当たりにくる相手DFをフェイントで外し、落ち着き払ってゴールにけり込んだ。

 「長くけがに苦しんできたが、ヨルダン戦で90分間パフォーマンスが落ちなかったので、きょうも長く見ようと思った。90分間計算できるようになってくれたのは日本にとって大きい」と高倉監督。

 昨年来、攻撃の軸に急成長したのがこの大会には参加していない横山久美(フランクフルト)。シュート力の横山とテクニックの岩渕が組めば世界再制覇も夢ではない。

 代表デビューからベテランと言っていい8年目。だがまだ24歳。天才選手の前に、再び「世界」が広がり始めた。(大住良之=サッカージャーナリスト)

 

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