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【スポーツ】

GPファイナル フィギュアスケート 宮原悔しい5位

女子フリーで演技する宮原知子=名古屋市ガイシプラザで

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 グランプリ(GP)シリーズ上位6人、6組で争われるGPファイナル最終日は9日、名古屋市ガイシプラザで行われ、女子でショートプログラム(SP)3位の宮原知子(関大)はフリーで4位となり、合計213・49点で5位だった。SP5位の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)はフリー6位にとどまり、合計202・11点で6位。

 SP2位の15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)がフリー1位で逆転し、合計223・30点で初出場優勝を成し遂げた。

 アイスダンスはガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組(フランス)がショートダンス(SD)、フリーともに1位となり、自らが持つ世界歴代最高を更新する合計202・16点で初制覇。ペアは昨季の世界選手権2位のアリョーナ・サブチェンコ、ブルーノ・マソ組(ドイツ)がSP、フリーともに1位の合計236・68点で初優勝した。

 勝負をしていれば、当たり前に出てくる感情を思い出した。2年連続の2位から順位を5位に落とした宮原は「ここで悔しい思いをしてよかった」とかみしめた。

 先月、股関節骨折から11カ月ぶりに実戦復帰したばかり。復帰後2戦はスケートができる楽しさにあふれ、伸び伸びと滑った。世界トップクラスがそろう今大会は別。「最初にリンクに出る時から足が緊張していた。緊張するとどうしても力んでしまう」

 前半三つのジャンプのうち二つで回転不足になり、大きな減点。硬さがとれた後半四つのジャンプは完璧に決めただけにもったいなかった。

 補欠からの繰り上げ出場で、当初から照準は平昌五輪代表選考会。けがで失った体力を取り戻すため、今大会中も公式練習の時間以外に筋力トレーニングに励んだ。「今大会への調整はしていない」と浜田コーチ。練習とSPの疲れも残る中でのフリーは、想定の範囲内だった。

 技術点は昨年大会フリーを下回ったが、演技点は1・43点増。ジャンプができない時期に振り付けやスケーティングを磨いた成果は着実に出ている。「こうすれば大丈夫という自信がついた。全日本に向けてももう一度考え直せる良い機会になった」。全日本選手権3連覇中のエースが臨戦態勢を整えた。(原田遼)

 

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