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【スポーツ】

なでしこ2連勝 中国を下す

日本−中国 前半20分、先制ゴールを決める田中=フクアリで

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◇サッカーE−1選手権

 東アジアE−1選手権第3日は11日、千葉市のフクダ電子アリーナで女子の第2戦2試合が行われ、日本代表「なでしこジャパン」は中国を1−0で下し、2連勝で勝ち点6とした。得失点差で北朝鮮に続き2位につけ、3大会ぶりの優勝を懸けて15日に北朝鮮と対戦する。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング8位の日本は同13位の中国に対し、前半に田中の2試合連続ゴールで先制。そのまま逃げ切った。3連覇を狙う北朝鮮は韓国を1−0で退け、2連勝で首位。

 男子の日本は12日に第2戦で中国と対戦する。

◆守り切り 成長の糧に

 「試合中、見ていて胃が痛くなった」と高倉監督。1−0で勝ったが、試合としては非常に苦しかった。

 なでしこジャパンらしく、ボールを支配し、展開して崩すサッカーを目指した。これまでやったことのない4−1−4−1システムにトライしたが、中国の厳しいプレスとダイレクトにFWに入れるサッカーに苦しめられた。90分間、ほとんど試合をコントロール下に置けなかった。

 前半20分、右スローインを起点に中央で受けたMF中島がドリブルで前進。相手DFが引きつけられた瞬間にスルーパスを出すと、右から走り込んできたFW田中が相手のタイミングをずらしてワンタッチシュート。この攻撃は本当に見事だった。

 だがその後は防戦一方。原因は自分たちのボールになってから、中国のプレッシングで余裕を失い、ミスが続出したことだった。とくに経験の少ない選手たちは、なかなか打開できなかった。

 それでも90分間粘り、GK池田の好守もあって1点を守り切ったのは大きい。

 若い選手たちはミスもしたが、混乱することはなく、強い気持ちと責任感を失わずにプレーを続けたのは立派。苦しい試合を勝ちきったことは、チームの成長につながるはずだ。

 (大住良之=サッカージャーナリスト)

 

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