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【スポーツ】

大谷 右肘靱帯を損傷 10月治療 米報道「最も軽度」

日本ハムの球団施設でスタッフと話す大谷翔平=12日、千葉県鎌ケ谷市で

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 【ロサンゼルス=共同】プロ野球日本ハムからエンゼルスへの移籍が決まった大谷翔平(23)が右肘の内側側副靱帯(じんたい)を損傷していたと12日、米ヤフースポーツが報じた。10月に自身から採取した血小板を使い、組織の修復や再生を図る「PRP注射」による治療を受け、症状は最も軽度としている。

 米スポーツ・イラストレーテッド誌(電子版)によると、代理人のバレロ氏は交渉中に各球団に予防的な措置として、ヤンキースの田中将大も経験したPRP注射を受けたと説明していた。エンゼルスのエプラー・ゼネラルマネジャーは「翔平は精密な身体検査を受けている。深刻な外傷は見つかっていない」と懸念を払拭(ふっしょく)した。

 大谷は帰国した日本時間12日にキャッチボールを行った。エンゼルスの春季キャンプはアリゾナ州テンピで行われ、大谷は2月14日にバッテリー組として始動する。

 ヤフースポーツによると、大谷の契約金は約230万ドル(約2億6000万円)で、日本ハムにはポスティングシステムで譲渡金として設定された上限いっぱいの2000万ドルが支払われる。大谷は25歳未満のドラフト対象外の外国人選手扱いで契約金が制限され、マイナー契約しか結べない。

◆「二刀流」へ万全期す 米球界では一般的

 大谷の右肘靱帯に損傷が見つかり、10月にPRP注射で治療を受けていたことが判明した。米球界で珍しくなく、田中(ヤンキース)はメジャー1年目の2014年7月に部分断裂した右肘靱帯に施し、その後も長期離脱なく先発ローテーションを守っている。エンゼルスのエプラー・ゼネラルマネジャー(GM)は「肘の状態は彼の年齢に相応している。精密検査の結果には満足している」と米メディアに軽症を強調。10月に受けた右足首の手術と同様、メジャー移籍を見据え、投打の「二刀流」に万全を期した措置とみられる。

 昨季は投打に大車輪の活躍で、日本ハムの日本一に貢献した。だが、日本シリーズで右足首を故障し、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を辞退。シーズンでも左太もも裏を肉離れし、登板は5試合にとどまるなどした。

 一方でチームがクライマックスシリーズを逃したことでオフは長くなり、体調を整える猶予を得た。しかも移籍するメジャー球団決定の時期が1月だった田中やダルビッシュらに比べ、大幅に早かった。調整でも十分な準備期間を確保し、同GMは来春のキャンプは制限をかけずに練習できるとしている。(共同)

 

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