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【スポーツ】

桐生が日本生命と所属契約 五輪まで東洋大拠点

日本生命と所属契約を発表し、抱負を話す桐生祥秀=東京・赤坂で

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 陸上男子100メートルで9月に日本人初の9秒台となる9秒98をマークした桐生祥秀(東洋大)が13日、東京都内で記者会見し、日本生命と来年4月1日からの所属契約を結んだと発表した。桐生は「たくさんの人たちに夢を与えられる選手になりたい」と抱負を述べた。

 2020年東京五輪を含んだ複数年契約とみられ、日本生命の担当者は「選手として活躍する限り応援していきたい」と長期の関係継続を示唆。桐生は来年3月に東洋大を卒業する見込みだが東京五輪までは引き続き土江寛裕コーチのもと、同大を拠点とする。

 自国開催の五輪で期待の懸かる21歳のスプリンターは「今までの桐生祥秀では満足してもらえない。0・01秒でも速くなり、世界で戦う桐生になりたい」と語り、花形種目の100メートルでの決勝進出を目標に掲げた。

◆「子どもに夢を」プロで迎える春

 日本生命と結んだのは、いわゆる「スポンサー契約」だ。「陸上はプロとアマの区別があまりない。社員ではないし、プロに近いかなと思う」と土江コーチ。桐生は「子どもたちの陸上教室に行ったり、夢を与える仕事をしたい」と普及面でも意欲を示しており、陸上競技に専念する「プロ」として社会人の春を迎える。

 所属先を探すにあたり、重視したのは練習環境が変わらないこと。高校や大学卒業後、新たな環境に対応できず、伸び悩む選手が多い。実際、桐生も東洋大入学後は試行錯誤が続いた。年を重ねるごとに土江コーチとの信頼関係が深まり、練習方法も定まってきた。日本生命には陸上部はなく、これまで通り東洋大が拠点となる。土江コーチも「20年まではこの形でいく」と東京五輪を見据える。

 21歳のスプリンターが目指すは五輪での決勝進出。「0・01秒でも速くなって、世界で戦う桐生になりたい。100メートルでファイナリストとして戦えるように頑張る」と意気込んだ。(森合正範)

 

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