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【スポーツ】

なでしこ完敗、準優勝 北朝鮮3連覇

北朝鮮に敗れ、肩を落とす日本イレブン=フクアリで

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◇東アジアE−1選手権

 東アジアE−1選手権第5日は15日、千葉市のフクダ電子アリーナで女子の最終戦2試合が行われ、日本代表「なでしこジャパン」は北朝鮮に0−2で敗れ2勝1敗の勝ち点6で2位に終わり、3大会ぶりの優勝を逃した。3連勝の北朝鮮が3連覇を果たした。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで9位の日本は11位の北朝鮮に対して攻撃の形をつくれず、後半に2点を失った。中国は韓国を3−1で下し、勝ち点3で3位。韓国は3敗の同0で最下位となった。

 男子で2大会ぶりの優勝を狙う日本は、16日の最終戦で韓国と対戦する。

◆課題は攻撃のスピード

 高倉監督がチームを立ち上げてから1年半。来年4月のワールドカップ(W杯)予選を控え、そろそろ「仕上げ」の時期にかからなければならないなでしこジャパンだが、優勝をかけた北朝鮮戦は、相手の堅守を崩すことができず、0−2の完敗だった。

 岩渕の完全復調、センターバックとして起用された鮫島の堅守、そして激しいGK争いの中で一歩先んじた感のある池田の安定感など、ポジティブな面もいくつもあった。一方で、4月までに解決しなければならない小さからぬ課題も明らかになった。最大の課題は攻撃のスピードだ。

 日本は、中国や北朝鮮のように個人的なスピードで勝負できるチームではない。だからコンビネーションでの突破や、2人、3人をかけての変化が必要なのだが、ペナルティーエリアにかかるところで相手の圧力にスピードダウンしてしまい、ボール保持者が囲まれて奪われるケースが多く、北朝鮮戦ではほとんど決定的な形ができなかった。

 「個の強さを強調してきた一方、少しチームプレーを忘れていたかも。今後は両方を求めていく」と高倉監督。現在アジア最強のオーストラリア、韓国と同組になってしまったW杯予選まで、時間を無駄にすることは許されない。 (大住良之=サッカージャーナリスト)

 

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