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【スポーツ】

日本完敗V逃す 韓国に1−4 会場ブーイング

後半、韓国に4点目を許し肩を落とすGK中村、小林(11)ら日本イレブン=味スタで

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◇東アジアE−1選手権

 東アジアE−1選手権最終日は16日、東京・味の素スタジアムで男子の最終戦2試合が行われ、日本は韓国に1−4と完敗し、2勝1敗の勝ち点6で2位に終わった。韓国は2勝1分けの同7とし、大会初の2連覇で4度目の優勝。

 日本は開始早々に小林(川崎)のPKで先制したが、韓国のFW金信〓(キム・シンウク)の2得点などで前半のうちに逆転された。後半も盛り返せずハリルホジッチ監督就任後、最多の4失点を喫した。韓国に敗れるのは2010年5月以来で、韓国戦の4失点は1979年6月以来。国際Aマッチの対戦成績は13勝23分け39敗となった。大会最優秀選手には韓国の李在城(イ・ジェソン)が選ばれた。

 中国は北朝鮮と1−1で引き分け、勝ち点2で3位。北朝鮮は同1の最下位だった。

◆守備崩壊 W杯へ暗雲

 「韓国が日本より強いことは分かっていた。レベルに差があった」。ハリルホジッチ監督は完敗を認めるしかなかった。宿敵・韓国に大量4失点。2大会ぶりの優勝を逃した以上に、内容の伴わない惨敗に後味の悪さが残った。

 先手を取ったのは日本だった。開始直後、右サイドからスピードに乗り相手のDFラインの背後に抜けた伊東が倒され、PKを獲得。小林が中国戦に続くゴールを決めた。

 ただ、最も警戒していた196センチのFW金信〓のヘディングで同点に追い付かれると、流れは一変。車屋の不用意なプレーで与えたFKを直接決められ勝ち越しを許す。3点目はドリブルで崩され、フリーになっていた金に流し込まれた。指揮官は「1点目を決めた後に、プレーを止めてしまった」と悔やんだ。

 前線からの寄せが甘く、序盤から受け身になった。全体が引きすぎて、選手間の距離も遠い。韓国にスペースを与え、次々にピンチを招いた。小林は「下がり過ぎていた。もうちょっとうまく(チーム全体が)前に押し出して守備ができれば、いい攻撃につなげられた」と振り返った。

 「全員がプレーするのを怖がっていたと捉えられてもおかしくない試合だった」と昌子。来年のワールドカップ(W杯)ロシア大会のメンバー入りを目指し、アピールが必要な国内組で構成されたチームとは思えないほど、戦う姿勢が乏しかった。

◆全てを支配された

<ハリルホジッチ男子日本代表監督の話> 韓国が上回っていた。パワー、テクニックで試合をコントロールする姿は驚くべきものだった。たたえるしかない。全ての面で支配された。

◆失点を立て直した

<申台竜・男子韓国代表監督の話> 必ず勝たなくてはいけない試合でプレッシャーがあった。前半すぐに失点したが、気持ち、戦術面を立て直した選手に拍手を送りたい。

※ 〓は、火へんに日と立

 

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