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【スポーツ】

代表の座 若手がっちり 18歳「ショート盛り上げる」

男子500メートル決勝最終コーナーで競り合う優勝した吉永一貴(右)と2位の横山大希=名古屋市ガイシプラザで

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◇ショートトラック全日本選手権

 ショートトラックの平昌冬季五輪日本代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は16日、名古屋市ガイシプラザで開幕して男女の500メートルと1500メートルが行われ、男子で18歳の吉永一貴(愛知・名古屋経大市邨高)、坂爪亮介(タカショー)、女子の菊池純礼(トヨタ自動車)が日本スケート連盟の定めた選考基準を満たして代表入りを確実とした。

 男子500メートルは吉永が制し、坂爪が3位。1500メートルは横山大希(トヨタ自動車)が優勝し吉永が2位だった。女子500メートルは菊池純、1500メートルは神長汐音(長野・小海高)が勝った。

 代表は9月上旬の2大会と今大会の総合成績で争う。日本の枠は男女各5人。最終日の17日に全員が発表される。

 男子ショートトラック界の有望株が安定感ある滑りで、初の五輪を確実にした。今季のワールドカップ(W杯)を主力として転戦するなど、既に豊富な国際経験を持つ18歳の吉永は「ショートを盛り上げるためには結果が最優先。しっかりメダルを取ってこられるように頑張りたい」と決意を新たにした。

 1500メートル決勝は最後に横山に差されて2位。得意種目を落として闘志に火が付き、500メートル決勝は3番手からラスト1周で怒濤(どとう)の追い込みを見せた。

 長い写真判定の末に優勝が決まるとコーチと抱き合って喜び「最後まで自分を信じて滑った」と胸を張った。

 1980年代に世界選手権で総合2位の実績がある母美佳さんに基本をたたき込まれ、強豪国の韓国のコーチに師事して力を伸ばした。最近は食生活や呼吸法を見直すことで、好不調の波がなくなってきたという。

 母の現役時代は五輪種目に採用されていなかった。親子の夢をかなえた孝行息子は「五輪に連れて行くという目標を実現できてよかった」と穏やかに笑った。

◆2種目振るわず「うれしさない」 坂爪

 坂爪は9月の選考大会での好成績が効いて、前回ソチ大会に続く五輪代表入りが確実となった。ただ、この日は2種目とも思うような結果が出ず「(うれしさは)まったくないです」と肩を落とした。

 1500メートル決勝は途中で転倒。気合を入れ直して臨んだ得意の500メートルは、トップを走っていた決勝の最後の1周で追い抜かれた。

 スケート靴と同じ重さの靴を履いて陸上トレーニングに励んできたという。いいスタートが切れたレースだっただけに「自信があったが、タイムを狙いにいって失敗した。その分コースが甘くなった」と悔やんだ。

 

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