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【スポーツ】

川内3年ぶりV 視覚障害女子は道下が世界新 防府マラソン

視覚障害女子2時間56分14秒の世界新で優勝した道下美里=防府市陸上競技場で

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 防府読売マラソンは17日、山口県の防府市陸上競技場発着で行われ、8月の世界選手権代表の川内優輝(埼玉県庁)が2時間10分3秒で3年ぶり3度目の優勝を果たした。3日の福岡国際マラソンで2時間10分53秒をマークした川内は、対象となる2レースの平均が2時間11分以内となり、2020年東京五輪の代表選考会への出場権を獲得した。川内は33キロすぎで抜け出し、浜崎達規(南城市役所)らを振り切ってゴールに飛び込んだ。

 視覚障害女子は道下美里(三井住友海上)が2時間56分14秒の世界新記録で制した。従来の記録は2015年のロンドン・マラソンでエレーナ・パウトワ(ロシア)が出した2時間58分23秒。

◆道下、涙の2時間56分14秒

 視覚障害女子の道下が出身地、山口県のレースで快挙を遂げた。「気持ちを切らさず、沿道の声援も力に変えて最後まで楽しく走れた」と、念願の世界新記録を涙ながらに喜んだ。

 序盤は周りの選手と接触するなど思うような走りができなかったが、20キロ地点で伴走者に「いいペースで来たね、と声を掛けられて気持ちが変わった」という。前日には、銀メダルを獲得した昨夏のリオデジャネイロ・パラリンピックで伴走したランナーと調整し「みんなで作った記録」と感謝を述べた。

 3年後の東京パラリンピックでの金メダル獲得へ、期待が膨らむ好走。今後の目標について「(2時間)52分台を目指したい」と意欲を示した。

 

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