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【スポーツ】

高梨3位 54勝目は越年 W杯ジャンプ女子

W杯ジャンプ女子個人第4戦で3位となった高梨沙羅=ヒンターツァルテンで(共同)

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 【ヒンターツァルテン(ドイツ)=共同】ノルディックのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は17日、当地で個人第4戦(ヒルサイズ=HS108メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)は98メートル、100メートルの合計248・8点で第3戦に続いて3位となり、今季2度目の表彰台に立った。ジャンプの男女を通じて歴代単独最多の通算54勝到達は来年1月以降に持ち越しとなった。

 マーレン・ルンビ(ノルウェー)が105メートル、102メートルの269・1点で今季2勝目、通算6勝目を挙げた。3連勝を狙ったカタリナ・アルトハウス(ドイツ)は2位、伊藤有希(土屋ホーム)は96・5メートル、98メートルの239・9点で5位だった。岩渕香里(北野建設)は9位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は20位。

◆「感覚しっくりせず」

 「自分のジャンプがしっくりきていないというか、つくり上げ切れてないという感覚がある」。今季2度目の表彰台に上がったものの3位に終わった高梨の表情は冴えなかった。

 W杯個人戦で過去に6戦3勝していたこの会場は助走路に特徴がある。高梨は「独特な、あくの強いジャンプ台」と表現。傾斜がきつく感じられるのだという。

 15日の予選、16日の団体戦を通じて徐々に対応してみせたが、1回目は「少し力みすぎてしまって、前方向に飛び出すような感じになってしまった」。空中姿勢がばらついて距離が伸びずに4位。「それが克服できた」という2回目は100メートルまで伸ばして順位を一つ上げたが、優勝したルンビとは飛距離換算で約10メートルの得点差がついた。

 ここまでの個人4試合はルンビとアルトハウスが表彰台の上二つを占めている。「2トップでずっと君臨されている。その流れに置いていかれないようにしたい」と高梨は言う。

 これで、昨季最終戦から5戦続けて優勝を逃した。歴代単独最多の通算54度目の勝利は、来年1月6日の個人第5戦以降にお預けとなった。

 次戦に向けて「まずは自分が納得いくまでのジャンプをつくりたい」と、帰国後の再調整で巻き返しを期す。 (共同)

 

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