東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

宇野、ジャンプ構成変更へ

エキシビションで華麗な演技を披露する宇野昌磨=武蔵野の森総合スポーツプラザで

写真

 来年2月の平昌冬季五輪代表に選ばれた男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)、女子の宮原知子(関大)らが25日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザでエキシビションに出演し、華麗な舞を披露した。大トリを飾った宇野は、しっとりとした雰囲気の演技で魅了。アンコールではフリー曲の「トゥーランドット」の終盤の見せ場を披露し、両膝を曲げて上半身を大きく後ろに反らせる看板技で歓声を誘った。

 24日までの全日本選手権を2連覇した宇野は公演前に都内で取材に応じ、ジャンプ構成を変更する意向を示した。全日本選手権4連覇の宮原は、五輪前に来月下旬の四大陸選手権に出場。「五輪に向けて実戦感覚を確かめたい」と意気込んだ。

 初の五輪代表を決めた夜、宇野は4時間近く寝付けなかった。「疲れ以上に悔しいという気持ちが強かった。体が休もうと思わなかった」。ベッドの上で、ふつふつと込み上げてくる怒りと戦った。

 24日の全日本選手権フリーでミスを連発。自己ベストを約37点下回る合計283・30点となり、先月のフランス杯から3戦連続で大台の300点に届かなかった。

 いずれも疲れが出る演技後半にジャンプが乱れた。0・50点差で2位に甘んじた前戦のグランプリ・ファイナルでは「満足している」と納得したが、今回は「あまりに立て続けに起きている」と反省した。

 決断は速かった。フリー直後にコーチ陣と相談。自己ベストを記録した9月のロンバルディア杯で成功した4回転サルコーと、この全日本選手権で初挑戦したダブルアクセル(2回転半)−4回転トーループの連続ジャンプをフリーから外すことを決めた。

 今季は試合ごとにジャンプの順番や難易度を変え、最適な構成を探ってきた。だがプログラム全体を通しての滑り込みが足りず、後半の乱れにつながったとみる。「昨季と同じような構成になるが、一から体に染み込ませたい」と完成度を高めていく。

 昨季は世界選手権2位。平昌ではメダルが期待されるが、具体的な目標は口にしない。「練習通りに試合で力を出すには、練習を積み重ねるしかない」。五輪まであと1カ月半、しっかりと足場を固める。 (原田遼)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報