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【スポーツ】

京口も初防衛8回TKO 左でベテラン制し完勝

8回、京口紘人(右)の右ストレートがカルロス・ブイトラゴの顔面を捉える

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◇ボクシング・トリプル世界戦 IBFミニマム級 

 アマ170戦、プロ35戦目と経験豊富な指名挑戦者をTKOで退けた。8回、京口は右のオーバーハンドで挑戦者を後ずさりさせるとレフェリーが割って入り、試合を終わらせた。打たれ強い相手からダウンを奪うことはできなかったが、7回までもジャッジ3者がフルマークの完勝だった。

 「相手に効いているのは分かったけど、タフで倒れなかった。心を折るまではいかなかった。でも、ジャブを当てたのは収穫だったし、ボディーもいい感触があった」

 さえたのは左ジャブと左ボディー。二人の師から教えられたパンチを軸に試合を組み立てた。ジムの先輩で元世界王者の内山高志さんから「ジャブは目を狙え」と助言された。「ナックルで当てる意識」で的確に当て、3ラウンド以降、相手の右目を腫らし、ダメージを与えていった。

 左ボディーは元世界王者の辰吉丈一郎さん譲りだ。中学入学前に大阪帝拳に入門し、2年間指導を受けた。辰吉さんが得意だった左ボディーとそっくりの打ち方で相手を何度も「く」の字にさせた。

 7月にデビューから1年3カ月と日本選手最速で王座を奪取した24歳の成長株。「やっぱり倒したかった。ボディーを警戒されていても倒せるようにならないと…」。初防衛を果たしても、反省を忘れなかった。 (森合正範)

<きょうぐち・ひろと> 大商大で国体優勝。16年4月プロデビュー。17年2月に東洋太平洋ミニマム級王座獲得。同7月にIBFミニマム級王座奪取に成功。日本最速となるデビューから1年3カ月で世界王座に就いた。強打の右ボクサーファイター。24歳。大阪府出身。

 

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