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【スポーツ】

C大阪、延長制し2冠 サッカー天皇杯

C大阪−横浜M 延長前半、ヘディングで決勝ゴールを決めるC大阪・水沼(16)=埼玉スタジアムで

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 日本一を決める天皇杯全日本選手権最終日は1日、埼玉スタジアムで決勝が行われ、C大阪が延長の末、横浜Mに2−1で逆転勝ちして前身のヤンマー時代以来43大会ぶり、4度目の優勝を果たした。優勝賞金1億5000万円を手にし、YBCルヴァン・カップとの2冠を達成した。 

 C大阪は立ち上がりに伊藤に先制を許したが、後半20分に山村が同点ゴール。延長前半5分に水沼が決勝点を奪った。2月10日の富士ゼロックス・スーパーカップでJ1王者の川崎と対戦する。

 シーズンの締めくくりで再び快挙を成し遂げた。C大阪が延長戦の末に天皇杯を制し、ルヴァン杯との2冠を達成。就任1年目の尹晶煥監督は「最後まで諦めないところが一番変わった」と選手の劇的な成長に目を細めた。

 堅守の横浜Mに開始8分で先制され、苦戦を強いられた。それでも後半20分、水沼が「何か起きろ」と放ったミドルシュートがGKにはじかれ、クリアボールを拾った山村が押し込んで同点に追いつくと、潮目が変わった。

 延長前半5分に水沼のヘディングシュートで勝ち越すと、延長戦終盤は横浜Mの猛攻に耐えた。「体を張るという意思疎通が全員できていた」。2得点に絡んだ水沼は守備についても誇らしげに振り返った。

 試合後、指導において最重要視することを聞かれた尹監督は「信頼」と答えた。シーズン中は早朝から始まる1日3回の練習を課したこともあり、高い運動量を身に付けるのに加えて、意識の変革を促した。「反発する選手もいただろうが時間がたてば必要だと気付く」と指揮官。いずれ理解されると信じて鍛え上げ、チームを変貌させた。

 トーナメント戦の2タイトルを手にし、日本代表の山口は「勝負強くなった。次はJリーグにトライしたい」。リーグ戦はシーズンを通した長丁場。来季は、さらに険しい戦いでの歓喜を目指す。 

  (対比地貴浩)

 

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