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【スポーツ】

流通経大柏が8強 サッカー全国高校選手権

日章学園−流通経大柏 後半27分、流通経大柏の加藤蓮(左下)がゴールを決める=フクダ電子アリーナで

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 全国高校選手権第4日は3日、千葉市のフクダ電子アリーナなどで3回戦が行われ、前回覇者の青森山田を1−0で破った長崎総合科学大付のほか、全国高校総体優勝の流通経大柏(千葉)、前橋育英(群馬)、上田西(長野)、日本文理(新潟)、矢板中央(栃木)、米子北(鳥取)、明秀学園日立(茨城)が8強入りした。

 流通経大柏は日章学園(宮崎)、前回準優勝の前橋育英は富山第一に、いずれも1−0で競り勝った。

 上田西は帝京大可児(岐阜)に5−0で大勝し、長野県勢として41大会ぶりにベスト8進出。初出場の日本文理はPK戦の末に作陽(岡山)を退けた。

 準々決勝は5日に実施される。

◆FKで機転 決勝点

 何度もチャンスを得ながらものにできない流れを、どう打開するのか。流通経大柏の選手たちは臨機応変な攻めで虚を突き、両チーム唯一のゴールとなる後半27分の決勝点をもぎとった。

 得点の起点はFKだった。キッカーの近藤から早いリスタートでパスを受けた菊地がドリブルで裏に抜け、左クロス。反応した加藤が滑り込んで左脚に当て、ゴールを決めた。

 サインプレーのように息の合った仕掛けについて「打ち合わせはしていない。背を向けていたから」と菊地。ゴール前で壁をつくろうとボールから目を離した相手の動きを見逃さなかった。

 チームは序盤から決定機を相次いで逃し、相手を3倍以上も上回る19本のシュートを放った。なかなか得点できず、3−0で快勝した初戦とは対照的な展開だった。ともすれば焦りから自滅しかねない状況だったが、近藤は「普通にやって駄目なら、違うことをやるしかない」。そう考えて実行できる底力も、チームにはある。

 夏の高校総体を制したとはいえ、本田監督は「全国選手権では簡単に勝たせてもらえない。この試合は大きな経験になる」と実感する。目指す2冠に向け、チームに貴重な収穫をもたらす白星となった。 

  (対比地貴浩)

 

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