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【スポーツ】

貴乃花親方 理事解任 評議員会で全会一致

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 昨年十月の秋巡業中に起きた元横綱日馬富士による暴行事件で、日本相撲協会は四日午前、東京都墨田区の両国国技館で臨時の評議員会を開き、巡業部長として事件の報告を怠ったなどとして貴乃花親方(45)=元横綱=の理事解任を全会一致で決めた。評議員会の池坊保子議長(元文部科学副大臣)は記者会見し、「公益法人の役員としておよそ考えられない行為。評議員会としてもその責任を重く考えた」と解任を認めた理由を語った。 

 これを受けて、貴乃花親方は二階級降格の役員待遇委員となる。協会の理事は改選時期を迎えているが、二月に予定される理事候補選挙に貴乃花親方が立候補することは認められている。日本相撲協会の理事が解任されるのは初めて。

 貴乃花親方は被害者である弟子の十両貴ノ岩から事情を聴いて事件を把握した後、協会には報告せずに警察に被害届を出した。また、協会の危機管理委員会による調査に非協力的で、貴ノ岩や親方本人の聴取要請を再三にわたって拒んできた。協会は親方が理事や巡業部長としての職務を怠り、協会への忠実義務に違反したなどとして、昨年十二月二十八日の臨時理事会で、理事解任を評議員会に諮ることを決議していた。

 この事件を巡っては、元横綱日馬富士の師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が理事を辞任し、役員待遇委員への降格となった。また、現場に同席していた白鵬、鶴竜の二横綱も減給処分を受け、八角理事長(元横綱北勝海)も責任を取って三月までの報酬を全額返上することが決まっている。

 

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