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【スポーツ】

高校サッカー準決勝 あす決勝は前橋育英×流通経大柏

 全国高校選手権第6日は6日、埼玉スタジアムで準決勝2試合が行われ、決勝は流通経大柏(千葉)−前橋育英(群馬)の顔合わせとなった。流通経大柏は10大会ぶり2度目、前橋育英は初優勝を目指し、8日午後2時5分から埼玉スタジアムで対戦する。

 全国高校総体覇者の流通経大柏は後半19分に途中出場の加藤蓮がゴールを奪い、矢板中央(栃木)を1−0で下した。前回準優勝の前橋育英は飯島の今大会通算7ゴールとする2得点などで上田西(長野)を6−1で退け、最近4大会で3度目の決勝進出となった。

◆前橋育英 攻め続け6得点

上田西−前橋育英 前半24分、先制ゴールを決め、笑顔の前橋育英・松田(右)=埼玉スタジアムで

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 圧巻の攻撃力を見せつけた。前橋育英は相手の1本に対し31本のシュートを浴びせ、6得点の大勝を果たした。

 序盤から猛攻を仕掛けながら、なかなかゴールが割れず。それでも前半24分、左CKから近いサイドの松田が頭で流し込んだ。「あそこで取れないと焦り始める方向にいった」と山田監督。セットプレーで着実に先制して落ち着きを取り戻すと、飯島が2ゴールを決め今大会通算トップの7得点とするなど圧倒した。

 チームは初戦から4試合で計15得点と、驚異的なペースで量産している。それでも上田西から唯一のシュートでゴールを割られ、今大会の連続無失点記録が途切れたことを「本当に悔しい」と山田監督。攻守に高いレベルを追求しているからこそ、数少ないミスにも妥協しない。

 前回の決勝では青森山田に0−5と大敗した。その敗戦を味わった飯島は「リベンジの機会。歴史を変えたい」と初優勝へ並々ならない意欲を示した。 (対比地貴浩)

◆流通経大柏 切り札加藤蓮千金

矢板中央を破って決勝進出を決め、喜ぶ流通経大柏イレブン=埼玉スタジアムで

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 目の覚めるような決勝弾をたたきこんだのが、切り札的存在の加藤蓮だった。ゴール左隅に突き刺し、流通経大柏の決勝進出をたぐり寄せた。

 前半は0−0で折り返し。後半11分にピッチに立つと、8分後、長いクロスをがら空きの右サイドで待ち構え、ダイレクトで右足を振り抜いた。ゴールまであまり角度がない位置だったが、「ボレーは得意。途中から出て決めたらヒーローだから」と狙っていた。この試合を含む今大会の全4戦に出場。途中出場した3試合はすべてゴールを決め、勢いに乗っている。

 この日、試合内容はさえず、本田監督は「練習試合ならこっぴどく怒る」。ただ1週間で4試合をこなす過酷な日程の中、果敢にプレスをかける守備で初戦から無失点。さらに加藤蓮のように攻撃で流れを変えられる選手がいることが、本調子でなくても決勝まで勝ち上がれた要因だろう。

 10大会ぶりの栄冠まで、あと1勝。加藤蓮は「決勝でも同じ場面があったら決められると証明したい」と自信をうかがわせた。 (対比地貴浩)

 

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