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【スポーツ】

男子・千葉、V2 女子・JX、V5 バスケットボール全日本選手権

JX−ENEOS−デンソー 第4クオーター、シュートを決めるJX−ENEOS・宮沢=さいたまスーパーアリーナで

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 第93回天皇杯・第84回皇后杯全日本選手権ファイナルラウンド最終日は7日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで男女の決勝が行われ、Bリーグ1部(B1)勢が対戦した男子は千葉が三河に89−75で勝ち、2大会連続2度目の優勝を果たした。Wリーグ勢の女子はJX−ENEOSが84−62でデンソーを下し、1965〜69年のニチボー平野以来の5連覇を達成、最多22度目の頂点に立った。大会MVPに男子は千葉のエドワーズ、女子はJX−ENEOSの宮沢が選出された。

 千葉は5点リードの第3クオーターに小野が立て続けに3点シュートを決めて点差を広げ、その後も着実に加点した。JX−ENEOSは1点を追う第2クオーターに宮沢の3点シュートなどで40−29と逆転し、後半も渡嘉敷らを中心に加点して初優勝を目指したデンソーを退けた。

 大会は前回までの全日本総合選手権から名称が変わり、各都道府県代表が参加するなど開催方式も大幅に刷新された。

◆堅守速攻で栄冠 千葉

 個々の力を結集し、司令塔の富樫不在で栄冠を勝ち取った。男子決勝で千葉は堅守速攻のスタイルを貫き、堂々の2連覇。得意の3点シュートで流れを引き寄せ、計18得点の小野は「チームとしてまとまれば強いことを証明できた」と話した。

 47−42で始まった第3クオーター。得意の速い展開に持ち込み、小野が開始から約3分で3本の3点シュートをねじ込むなど、10点差とした。さらに身長206センチのエドワーズも速攻で古巣の三河相手にダンクシュートをたたき込み、この10分間でリードを一気に22点に広げて大勢を決めた。

 得点源でもある富樫を欠いても、それぞれが役割を果たして一丸となった。10得点9アシストだったガードの西村は、前回大会はけがでプレーできなかっただけに「ことしの優勝は特にうれしい」と感慨に浸った。初タイトルだった前回に続き、大きな自信を得た。小野は「完成度が一つ上がった。あと一つ、Bリーグ制覇を目指す」と宣言した。

◆女王に隙なし

 常勝軍団は実施方式が刷新された今大会も日本一に輝いた。女子のJX−ENEOSはデンソーの挑戦をはね返し、22点差の完勝で5大会連続優勝。ガードの吉田は「5連覇は価値がある。素晴らしいバスケットができた」と自賛した。

 序盤は相手のペース。第2クオーターに15−20とされたところでタイムアウトを取った。佐藤監督は「中を見過ぎないように。もっと外で(ボールを)回すように」と指示した。この言葉で攻撃がかみ合い始め、一気に攻勢を強めた。

 吉田は巧みなパスで得点をアシストし、大崎や身長193センチのエース渡嘉敷の力強いドライブなどで得点を重ねた。日本代表でも主力のこの3人に迫る力をつけた24歳の宮沢もシュート力を発揮、チーム最多の19得点と活躍し「ノーマークで打たせてもらったので決めたかった」とほほ笑んだ。

 昨季は無敗でWリーグを制し、今大会は初戦の5回戦から全て20点差以上で勝ち抜いた。黄金時代に陰りはない。「負けたくない。一戦一戦やれることをやる」と渡嘉敷。女王はどこまでも勝利に貪欲だ。

 

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