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【スポーツ】

北朝鮮、平昌に22選手 韓国と初の合同チーム IOC発表

 【ローザンヌ(スイス)=共同】国際オリンピック委員会(IOC)は二十日、二月九日に開幕する平昌冬季五輪への北朝鮮の参加を正式決定し、スキー、アイスホッケー、スケートの三競技十種目に二十二選手が出場すると発表した。韓国と北朝鮮の国内オリンピック委員会、大会組織委員会との四者会談を当地で開き、五輪初の南北合同チームをアイスホッケー女子で結成することや、開会式で「統一旗」を掲げた合同入場行進も承認した。

 北朝鮮に五輪出場枠はなく、IOCは「例外的な決定」とした。二〇〇六年トリノ冬季大会以来となる合同入場では、チーム名は「コリア」の名称を用い、旗手は南北の男女各一人が務める。北朝鮮の冬季五輪参加は一〇年バンクーバー大会以来二大会ぶりとなる。

 出場種目はアイスホッケー女子のほか、フィギュアスケートのペア、スピードスケート・ショートトラック男子の500メートルと1500メートル、スキー距離の男子15キロフリーと女子10キロフリー、アルペンの男女大回転と回転。フィギュア・ペアで昨年二月の札幌冬季アジア大会三位のリョム・テオク、キム・ジュシク組などの選手も決まった。

 合同チームのアイスホッケー女子は、国歌の代わりに朝鮮半島を代表する民謡「アリラン」を使う。日本は合同チームと二月十四日の一次リーグ最終戦で対戦する。

 韓国選手が不利益を被ることがないよう登録選手増を求めていたアイスホッケー女子は、韓国の二十三選手に北朝鮮の十二選手を加える。計三十五選手から試合ごとに二十二選手を選び、うち最低三人は北朝鮮とすることで合意した。

 議長のバッハIOC会長は、会談後に「五輪精神が全ての人をつなげた素晴らしい日だ。朝鮮半島に明るい未来への扉を開き、世界の人々を希望の祝祭へと招くことを願う」と述べた。

 

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