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【スポーツ】

伊藤、今季最高2位 高梨は3位 ジャンプW杯女子・蔵王大会

表彰式を終え、談笑する2位の伊藤有希(左)と3位の高梨沙羅

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 ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子蔵王大会最終日は21日、山形市クラレ蔵王シャンツェで個人第8戦(ヒルサイズ=HS102メートル)が行われ、伊藤有希(土屋ホーム)が90・5メートル、91・5メートルを飛び、合計215・7点で今季自己最高の2位に入った。

 高梨沙羅(クラレ)は89メートル、91メートルの215・4点で3位。ジャンプの男女を通じて歴代単独最多の通算54勝達成は持ち越した。伊藤、高梨がそろって表彰台に立つのは今季初。

 マーレン・ルンビ(ノルウェー)が97メートル、101メートルの245・9点で圧勝、5連勝で今季6勝目を飾り、通算10勝とした。

 五輪代表の勢藤優花(北海道ハイテクAC)は6位、岩渕香里(北野建設)は10位。茂野美咲(CHINTAI)は23位、岩佐明香(日大)は26位だった。

◆助走を修正 着地にも手応え

 降りやまない雪の中でも、2回目にヒルサイズに迫る大飛躍で圧倒し続けたルンビには、伊藤も高梨もやはり届かなかった。それでも試合を重ねながら復調の兆しをつかみつつある日本勢は、今回は伊藤が2位に入った。今季2勝のアルトハウスらドイツの主力2人が不在だったとはいえ、伊藤は「助走の滑りがだいぶ良くなってきている」と前進した実感を口にした。

 飛距離がなかなか伸びない要因の一つだった助走姿勢を修正するため、練習に使用したのがミニスキー。「これをやるとうまくいくことがあるというものがあり、その一つ」と伊藤。緩やかな斜面で短めのスキーの上に立ち、助走姿勢を組んだ状態で滑りながら修正したという。

 悪天候の中で確実に高得点を狙うべく、着地姿勢にもこだわった。「着地をアピールすることで点数がもらえると思った。飛型点は1人の印象が上がると一気に上がる」。テレマーク姿勢に「力を入れた」ことも奏功した。

 平昌五輪までW杯出場は残り2戦。「ここ最近は試合の中でジャンプが良くなってきた」と、さらに実戦の中で調子を上げていく。視線の先にあるのは「平昌で会心のジャンプができるように」の思いだ。 (上條憲也)

 

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