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【スポーツ】

埼玉、3年ぶりV 都道府県対抗男子駅伝

両手を突き上げゴールする埼玉のアンカー・設楽悠太=広島市で

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 第23回全国都道府県対抗男子駅伝が21日、広島市平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、埼玉が2時間19分10秒で3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 2番手グループに付けていた埼玉は、4位でたすきを受けた最終7区の設楽悠太(ホンダ)が2・4キロすぎで長野を抜いてトップに立ち、区間1位の快走でそのまま逃げ切った。2連覇を狙った長野は46秒差で2位、3位は千葉で過去最高の5位を更新した。

◆アンカー設楽 逆転、突き放す

 表情一つ変えずに淡々と走る埼玉のアンカー設楽が、7区5キロすぎで長野の関を突き放した。大学屈指のスピードを誇る東海大の主力も、ハイペースについていけない。「僕の役割は先頭でゴールテープを切ること」と自負する実力者が、言葉通りの快走で故郷を日本一へ導いた。

 4位で設楽にたすきが渡った時点で、優勝を争うトップの長野と13秒差。6区の中学生篠木が区間賞を獲得する奮闘もあり、「50秒以内ならいける」という北村監督の読みを大きく上回った。「6区までの選手が1秒を大切につないでくれた」と感謝した設楽。2・4キロで先頭に追いつくと、その後も向かい風に動じることなくリズムを守った。

 ハーフマラソンで1時間00分17秒の日本記録を持ち、元日の全日本実業団対抗駅伝は4区で圧巻の10人抜き。昨年12月の福岡国際マラソンで2時間7分台を出した大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)と並び、男子マラソンの柱と目される。2月末に東京マラソンを控えるが、「この駅伝を通過点とは思っていない」と力が入っていた。

 「僕はレースで仕上げていくタイプ」と話す設楽にとって、今回の快走は一つの手応えになった。大会前から「東京マラソンは、皆さんが思っている以上に走れると思う」と隠そうともしていなかった自信は、ここにきてさらに深まったはずだ。 (佐藤航)

 

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