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【スポーツ】

父と二人三脚結実 平昌五輪スノボ代表に15歳・国武選手 

15歳で平昌五輪代表に選ばれた国武大晃選手(左)とコーチ役の父大毅さん=名古屋市内で

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 平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスキー・スノーボード男子のスロープスタイルとビッグエア日本代表に十五歳の国武大晃(ひろあき)選手(STANCER、愛知県阿久比町)が選ばれた。会社員の父大毅(ひろき)さん(44)との二人三脚でつかんだ初の五輪切符。日本選手団最年少となる見込みのホープは「とてもうれしい。メダル獲得へ向けて最高の滑りができるよう精いっぱい頑張りたい」と遠征先の欧州から関係者を通じてコメントを寄せた。 (上條憲也)

男子スロープスタイルのW杯で活躍する国武大晃選手=12日、米コロラド州で(共同)

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 スロープスタイルの予選がある二月十日に十六歳の誕生日を迎える国武選手にとって、スノーボードは「友だちと一緒に技を覚えるのが楽しい」という遊びの延長だった。独学で腕を磨くうち、周囲から才能を評価されるように。大毅さんは思い切って「本当に好きなら、いけるところまでいってみたら」と競技専念を勧めた。

 コーチ役は父が務める。トップ選手の映像を分析しては自らも技に挑戦。けがをしない正しい動作を息子に身に付けてもらおうと、意見をぶつけ合う。研究熱心な父について、国武選手は「難しい技を俺より知っている」と頼りにする。大毅さんはかつて趣味が高じてバイクレースに挑んだが、長女(23)の誕生を機に引退。「自分は不完全燃焼で終わった。もし息子の歯車がうまく回っているのであれば、親としてもいけるところまでいこう」と息子の活躍にかける。

 一家は自宅で、ハヤブサを飼っている。大毅さんの「うまく調教できれば、息子もけがなくできる」という願掛けだ。そんな父を国武選手は尊敬してやまない。「怒ると怖いけど、大切な存在。応援してくれる人たちに恩返しがしたい」

 

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