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【スポーツ】

咲かせる 最高の大輪 平昌五輪結団式

平昌五輪日本代表選手団の壮行会で、日の丸を手に入場する高梨沙羅(手前)と主将の小平奈緒(同2人目)

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 平昌冬季五輪に臨む日本選手団の結団式と壮行会が24日、東京都内で行われた。主将を務めるスピードスケート女子の小平奈緒(相沢病院)は記者会見で「百花繚乱(りょうらん)」とのテーマを掲げ「それぞれの競技で、皆さんが花を咲かせることができればいい。私も大きな花を咲かせたい」と日本を引っ張る決意を示した。

 日本オリンピック委員会(JOC)は海外の冬季五輪で最多の123選手を派遣する見通し。複数の金を含む9個以上のメダル獲得を目標とし、国外の冬季五輪で最高だった前回ソチ大会の8個を上回る活躍を目指す。

壮行会で入場行進する高木美帆(中)、菜那(奥)姉妹=東京都大田区で

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 小平は金メダルの最有力候補に挙げられ、フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)は2連覇に挑む。ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)は前回4位に終わった雪辱を期す。

 斎藤泰雄団長は「最大限の成果を持ち帰るよう約束する」と宣言。2020年東京五輪に向かう夏季競技と一体となって推進してきた国際競技力向上を強調し「今回は最強の布陣」と自信をにじませた。

 大会は2月9日から25日まで、7競技102種目が実施される。

◆小平主将の決意「姿勢で示す」

 耳が見えるまで刈り上げた短髪が、強い決意を表していた。結団式で267人の選手団を代表して壇上に立った小平は「最高のコンディションで臨み、ベストパフォーマンスを発揮できるように全力を尽くしたい」と誓った。

 得意の500メートルでは2季にわたり、24戦負けなしを続ける金メダルの最有力。主将は適任だが、打診を受けた当初は「3姉妹の末っ子で、恥ずかしがり屋の奈緒ちゃんと言われてきた。大勢の前に出るのが苦手な私に務まるのか」と戸惑った。

 それでも前回ソチ五輪後のオランダ留学に加え、レスリング、陸上、古武術など幅広い分野から飛躍のヒントを探した経験が背中を押した。「今の私にしかできない役目。これからの学びにつながると覚悟を決めた」と、重役を引き受けた。

 昨年末の代表選考会後、練習強度を高め、体力をさらに強化している。結城匡啓コーチは「極めて順調」と手応えを深める。これまで通り、自身のメダル獲得は目標に掲げなかったが、「競技に向かう姿勢は他の選手に伝わる。しっかり示していければいい」と31歳の背中で日本をまとめ上げる。 (原田遼)

 

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