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【スポーツ】

千秋楽 理事長謝罪 不祥事の再発防止誓う

千秋楽で協会あいさつをする日本相撲協会の八角理事長。(左)は鶴竜=両国国技館で

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 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は、大相撲初場所(東京・両国国技館)の千秋楽を迎えた二十八日、恒例の協会あいさつで、元横綱日馬富士の暴行問題など昨年から続いている不祥事について「ファンのみなさまにはご心配をおかけしており、大変申し訳なくおわび申し上げます」と改めて謝罪した。昨年十一月の九州場所千秋楽に続き、異例となる二場所連続の土俵上での謝罪となった。

 八角理事長は、発覚した問題について「相撲協会は真剣に再発防止に取り組んでまいります」と誓った。

 初場所初日のあいさつでは不祥事には触れず、批判の声も上がっていた。千秋楽のあいさつ後に報道陣の取材に応じた八角理事長は「初日のあいさつは年の最初だから、謝罪したらお客さんに失礼だと思った。千秋楽はおわびというか、今後の決意を示した」と説明した。

◆検討委設置 暴力調査へ

 林芳正文部科学相は大相撲初場所千秋楽の二十八日、両国国技館で八角理事長と面談後、報道陣の取材に応じ、一連の不祥事を踏まえ「再発防止策に取り組むよう協会に伝えた」と述べた。協会は二月一日の理事会で再発防止策の検討委員会を立ち上げる。

 元横綱日馬富士の暴行問題に加え、場所中には春日野部屋の傷害事件が発覚。林氏は「相撲の人気がいろんな不祥事によって損なわれかねない」と危機感を示した。林氏によると、八角理事長は「ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪。協会は、春日野部屋の事件も含めて過去にさかのぼって不祥事を調査するという。

 面談は、林氏が幕内優勝力士への内閣総理大臣杯の代理授与に訪れた際、非公開で実施。協会も二十八日夜に内容を公表し、林氏から暴力の根絶や危機感とスピード感をもって再発防止に取り組むよう要請され、検討委員会を立ち上げると回答したことを明らかにした。

 春日野部屋の事件は二〇一四年に発生。春日野親方(元関脇栃乃和歌)は事件後に協会側に報告したとしているが、協会は公表していなかった。

 

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