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【スポーツ】

プロ野球 キャンプイン 王者精鋭 競い合う

ブルペンで投球練習するソフトバンク・和田=宮崎で

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 プロ野球のキャンプは1日、宮崎、沖縄の両県などでスタートした。3年連続の海外キャンプとなった日本ハムは米アリゾナ州スコッツデールで現地時間1日(日本時間2日未明)にキャンプイン。

 宮崎県では、2年連続日本一を狙うソフトバンクは主力組の投手が初日から全員ブルペンに入った。球団史上初のセ・リーグ3連覇を目指す広島は雨のために室内練習場での始動。15年ぶりに古巣に復帰した西武の松井は三塁の守備練習を行うなど精力的に動いた。

 沖縄県では中日にテスト入団した松坂がキャッチボールやノックで汗を流した。井口新監督を迎えたロッテはグラウンド状態が悪く、予定していた実戦形式での練習はできなかった。

 新人ではオリックスの田嶋(JR東日本)、中日の鈴木博(ヤマハ)らがブルペンで投げ込んだ。右手親指を痛めている日本ハムの清宮(東京・早実高)はシーズンに向けて慎重に調整を進める方針。

 オープン戦は24日に始まり、公式戦はセ、パ両リーグともに3月30日に開幕する。

 雨天のため屋内練習場で始動した初日。屋外は肌寒くても、ソフトバンクのブルペンは熱気を帯びていた。少数精鋭のA組(1軍)投手陣11人全員が投球練習。2年連続5度目の開幕投手を目指す36歳の左腕・和田も42球の熱投で「ブルペンは明日入るつもりだったが、雨で急きょ入ることにした。何事もなく無事に終わって良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 「とにかく低めに投げることを意識した」という初ブルペン。締めくくりは、自身の“お約束”である内角と外角の高めにきっちり投げ分け、納得顔で終えた。昨季は左肘手術もあって4勝どまり。タイトルを弾みに開幕投手を狙う東浜と千賀の勢いに押されがちだが、経験値では誰にも負けない。「徐々にペースを上げ、しっかり調整していく」とうなずいた。

 昨季16勝で西武・菊池と並んで最多勝に輝いた東浜は43球。「周りのピッチャーの球が速くて、ペースを上げそうになったけど、ぐっと抑えた。フォームのバランスを意識した」という。昨季13勝4敗(7割6分5厘)で最高勝率の千賀は直球を中心に41球を投げ、「初日としては感覚も良く、気持ち良く投げられた」。開幕投手になれば、育成ドラフト出身では史上初の快挙となるが「開幕は(東浜)巨(なお)さんと和田さんに任せます」とけむに巻いた。

 工藤監督は初日のブルペンの感想を「全員が捕手を座らせ、課題を持って投げていた。しっかり自主トレで体をつくってきたね」と満足そう。12球団随一の層を誇る投手陣。開幕投手、さらには先発枠をかけた熾烈(しれつ)な競争が始まった。(宮崎・牧田幸夫)

 

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