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【スポーツ】

DeNA・ラミレス監督、優勝に照準ピタリ キャンプリポート

打撃投手を務めるDeNAのラミレス監督=宜野湾で

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 キャンプイン前日、報道陣を前に放った言葉に指揮官の今季に懸ける思いが強くにじみ出た。「なぜ(昨季)優勝できなかったのか。それを再認識するためのキャンプになる」。2年連続3位に終わったDeNA。ラミレス監督は20年ぶりのリーグ優勝に照準を定め、監督3年目のスタートを切った。

 キャンプのテーマの一つが小技を用いた「スモールベースボール」の浸透だ。昨季のチーム全体の犠打数は84、盗塁数は39といずれもリーグ最少だった。筒香、ロペス、宮崎と12球団でも指折りの破壊力を誇る中軸を生かし、得点力を向上させるためにも目指すのはより緻密な野球。「100犠打、80盗塁」を目標に掲げ、早出や全体練習後のバント練習を課している。

 昨季はクライマックスシリーズを勝ち抜き、19年ぶりに日本シリーズに出場した。優勝、そして日本一を目指すと公言するのもチームの成長に確かな手応えを感じているからこそ。昨季終盤に二塁に定着した柴田や2年目の細川ら楽しみな若手が台頭し、オフには阪神からフリーエージェント(FA)で大和が加入。選手層は厚みを増し、初日を終えた後には「投手も野手も全体的に良かった」と納得の表情を浮かべた。

 大和は二塁か遊撃で起用する方針で、場合によっては昨季、遊撃で全143試合フルイニング出場した倉本を二塁にコンバートする可能性もある。それでも「大切なのはチームが勝つこと。そのためのベストを選択する」。選手の競争意識を高めることで、チーム全体の底上げを図る。

 2日には自ら早出特打の打撃投手も務め、倉本、嶺井を相手に約20分にわたって投げ込んだ。今後も精力的に裏方作業をこなすつもり。「選手のためになることなら何でもやっていく」。全ては実りの秋を迎えるためだ。 (宜野湾・中川耕平)

 

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