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【スポーツ】

大谷がキャンプイン 「二刀流」で始動

キャンプ初日、ソーシア監督(右端)らが見守る中、打撃練習するエンゼルス・大谷=テンピで(共同)

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 【テンピ(米アリゾナ州)=共同】14日、バッテリー組からキャンプインし、プロ野球日本ハムからポスティングシステムでエンゼルス入りした大谷が、当地でマイナー契約のため招待選手として初のメジャーキャンプに臨んだ。守備練習など投手のメニューを一通りこなしてからフリー打撃を行い、投打の「二刀流」の調整で始動した。

 ドジャースからフリーエージェント(FA)になり、カブスに移籍したダルビッシュはキャッチボールに守備練習と軽めの調整に努めた。ヤンキースの田中は35球の投球練習を行った。

 オリックスからダイヤモンドバックス入りした平野はブルペンに入らず軽く動いた。マイナー契約で招待選手の同僚、中後は同じ組で練習した。ドジャースの前田は投内連係、バント処理などに参加し、マーリンズの田沢も練習を始めた。

 西武からパドレスに移った牧田、マリナーズとマイナー契約で招待選手の岩隈は15日に初日を迎える。

 野手が参加しての全体練習は19日にスタート。オフのFA市場が停滞した影響でマーリンズからFAのイチロー、カブスからFAの上原は所属先が決まっていない。AP通信によると、大リーグ選手会は救済措置としてストライキの影響を受けた1995年以来の独自キャンプを14日からフロリダ州で開始した。

◆ワクワク 好きな野球取り組むだけ

 エンゼルスの大谷が、投打の「二刀流」で始動した。曇り空の下、午前10時20分に赤いユニホーム姿でグラウンドに登場し、まずは投手としての練習。ブルペンには入らず、キャッチボール、守備練習などをこなした。次は雨の中、捕手陣とともにフリー打撃。ソーシア監督やスコッツデールから駆け付けた日本ハムの栗山監督が見つめる中、33スイングで柵越え7本。さっそく投打の練習をこなし、午後1時前に全体練習を終了。笑顔を浮かべ、リラックスした様子も見せた初日だった。

 記者会見では「ワクワクしてグラウンドに来た。ユニホームを着ると身が引き締まる。新たな気持ちで頑張ろうという思いはあった」と振り返った。チームの広報によると、この日の報道陣は日米合わせて約150人。大きな注目を集めるが「自分ではプレッシャーのかかる方ではないと思っている。好きな野球に取り組むだけ。その過程の中でファンの方々が喜んでくれたらうれしい」と意に介さなかった。

 米国の環境にも適応していかなければならないが「まずは何も変えずに、今までやってきたスタイルをここで発揮できるようにしたい。変えなければいけないところはその都度変えていきたい」。米大リーグでは、20世紀初めに活躍したベーブ・ルースくらいしか例のない本格的な投打の二刀流。異例の挑戦が始まった。 (テンピ・樋口浩一)

 

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