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【スポーツ】

小平、1000メートル棄権 総合連覇逃す 世界スプリント

女子500メートルのレースを終えリンクを一周する小平奈緒。体調不良のため1000メートルを棄権した=長春で(共同)

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 【長春(中国)=共同】世界スプリント選手権最終日は4日、当地で行われ、小平奈緒(相沢病院)は最終の女子1000メートルを体調不良のため棄権した。この日は2回目の500メートルで37秒72の1位となり第1日からの総合首位を維持していたが、2連覇への挑戦を断念した。

 平昌冬季五輪の1000メートル覇者ヨリン・テルモルス(オランダ)が1000メートルで2回とも1位となり初の総合優勝。郷亜里砂(イヨテツク)は500メートル8位、1000メートル10位で総合9位だった。

 男子は2回目の500メートルで5位、1000メートルで12位の山中大地(電算)が総合10位となった。長谷川翼(日本電産サンキョー)は同19位。500メートルで前日から2回とも1位だったホーバル・ロレンセン(ノルウェー)が初優勝を飾った。

 2日間で500メートルと1000メートルを2度ずつ滑って総合成績で争う。平昌五輪の500メートルで金、1000メートルで銀メダルに輝いた小平は昨年大会で日本女子初の総合制覇を果たした。500メートルでの無敗は昨季から27レースに伸びた。

◆「体が悲鳴」 五輪後、疲労濃く

 日本勢初の総合2連覇への挑戦は道半ばで終わった。女子の小平は2回目の500メートルで1位となった後、残る1000メートルを棄権。取材には応じず、結城匡啓コーチを通じて「体が悲鳴を上げた」とのコメントを出して会場を後にした。

 前日に風邪の症状を明かし、この日もレース前にせき込む場面があった。500メートルで、2位との0秒14差は今季最少。「特に後半の200メートルは体が浮いてしまっていた」(結城コーチ)と、普段の伸びを明らかに欠いた。苦渋の決断だったものの、本人に棄権を促したという。

 平昌五輪で日本選手団主将を務め、大会後も行事への参加が相次ぎ、疲労をためていた。第1日の1000メートルから動きが鈍く、4位といまひとつ。「最後は気持ち。あと2本、乗り切るだけ」と自らを奮い立たせて臨んだが、総合首位のまま退く悔しい結末となった。

 17、18日のワールドカップ(W杯)最終戦(ミンスク)が今季最後のレースの予定だが、結城コーチは「慎重に考えたい」と語る。

 快進撃を続けてきた小平も「思った以上に疲れが残っていた。今は早く回復させ、次に向かって励みたい」と、休養の必要性をにじませた。 (共同)

 

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