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【スポーツ】

イチロー、「50歳現役」にまた一歩

 イチロー外野手が今季も世界最高峰の舞台でプレーすることになりそうだ。古巣のマリナーズとのメジャー契約が合意間近であることが判明。近年、急速に若返りが進む大リーグで、44歳でのメジャー契約は異例だ。「50歳まで現役」の目標に、また一歩近づいた。

 マリナーズでは2001年、鮮烈にデビューし、04年のシーズン最多安打の新記録、10年連続シーズン200安打以上など数々の金字塔を打ち立てた。今でも本拠地シアトルで抜群の人気を誇り、再出発には最適の球団といえる。さらに年間19試合を戦う同地区のエンゼルスには大谷が所属しており、対決すれば大きな注目を集める。

 マリナーズの戦力的にもプラスになる。オールスター級の外野手がそろっていた昨季までのマーリンズと異なり、内野から中堅に転向したばかりのゴードン以外は定位置を確約されていない。ほとんどがそれほど実績のない20代の顔触れだ。

 イチローは三つのポジション全てをそつなく守れる。昨季は慣れない代打起用による長期不振を経験しながらも、シーズン代打安打でメジャー記録にあと1と迫った。野球への真摯(しんし)な姿勢も若手の手本になる。 (共同)

◆大谷、平野が対戦を熱望

 イチローの姿が今季も見られることになり、日本人大リーガーらから喜びの声が相次いだ。

 同じア・リーグ西地区に所属するエンゼルスの大谷は広報を通じ「僕が試合に出て、一緒にできたらなと思う」とコメントした。両チームは5月4〜6日にシアトルで最初の3連戦が組まれ、レギュラーシーズンでは合計19試合を戦う。2人の初対決実現への期待は高まる。

 プロ野球オリックスの後輩でダイヤモンドバックスに加入した平野は、新人だった2006年の沖縄・宮古島キャンプで第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表合宿に参加していたイチローの姿を強烈に記憶している。「遠くから見ていただけの雲の上の存在。世界で一番の打者だし、対戦できたら光栄」と興奮気味に希望を話した。念願がかなうとしたら、8月24〜26日の3連戦だ。

 昨年まで所属したマーリンズのドン・マッティングリー監督は「イチは本当に素晴らしい選手。どんなときでも期待通りのプレーをする。(古巣への復帰は)良かった」と喜んだ。 (共同)

 

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