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【スポーツ】

イチロー、マリナーズへ 6年ぶり古巣 輝き戻るか

イチロー=ゲッティ・共同

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 【ピオリア(米アリゾナ州)=共同】マリナーズとメジャー契約で合意間近のイチロー外野手(44)は、早ければ6日(日本時間7日)にも当地で行われている球団のキャンプに合流する見通しとなった。5日までに米国入りし、契約時に必要な身体検査を受けたという。

 去就が注目されていたイチローについて、大リーグ公式サイトは1月に日本球界復帰の可能性も報じていた。各球団とも既にオープン戦を始めているが、外野手に故障者が相次いでいるマリナーズが獲得に乗り出した。イチローにとっては2012年途中まで所属していた古巣への復帰となる。

 昨季は主に代打での起用となり、大リーグ移籍後は最少となるシーズン50安打にとどまった。メジャー通算安打は歴代22位の3080本。

 昨季終了後、マーリンズが今季契約の選択権を行使せず、フリーエージェント(FA)に。FA市場が停滞した影響を受け、キャンプが始まっても今季の所属先が決まっていなかった。

◆故障者続出で急浮上

 イチローと5日に契約合意間近となった米大リーグのマリナーズは、若くてスピードのある選手を集めてチームづくりを進めていた。だが、外野手に故障が続出しており、穴を埋める存在としてイチローが急浮上した。

 左翼を守るギャメルが脇腹を痛めて開幕までの復帰が絶望的になるなど、20代の外野手3人が故障を抱える。広い守備範囲を見せるゴードンは昨年までは二塁手で、一年を通して安定して守れるか不安が残る。

 イチローは44歳とは思えないスピードを誇る。昨季も中堅を守り、本職だった右翼はもちろん、左翼もそつなく守れる。打球への反応も速く、球際の強さも健在だ。

 昨季は慣れない代打での起用が多く、序盤は苦しんだ。それでも、後半戦は打率2割9分9厘をマーク。左打ちながら対左投手に打率3割4分とよく打っている上に、バントなどの小技や高い走塁技術も兼ね備える。

 マリナーズは2001年を最後に地区優勝から遠ざかっている。経験の少ないチームにとって、手堅い補強となった。 (共同)

 

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